世界が速すぎる。だから「遅い日記」始めます。
毎日いろんな事が起こります。それら日々の変化についていかないといけない気がしてちょっとだけ焦る。
もちろん、その変化はとってもおもしろいものです。今世界は、今まで体験したことのないような事態が日々起こっているように感じます。もしかしたら、僕が気がついてなかっただけで、もともと世界ってそうだったのかもしれません。
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僕自身、速い世界、日々の変化とても好きで、ノリにノってます。今だとWeb3やNFTあたりはもともとの興味と相まってかなりハマっております。
僕の今のtwitterのアイコンは馬です。まさか、この人生で馬をアイコンにする日が来るとは思ってませんでした。
ただ、このスピードの中にだけいるとなぜか調子が良くない。これなんなんだろうってずっと考えてました。そうすると「そもそもなんで僕は文章を書いているんだろう?」って問いまでたどり着きました。
多分色んな理由があるんですが、端的に言うと14歳の僕が叫びたがっているんだと思います。よくわかりませんよね。ちょっとだけお話しさせてください。
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誰しも通るかもしれないのですが、14歳の頃、僕は誰とも話したくありませんでした。当時なぜそうなのか理由なんてわからなかったんですが、とりあえず世の中に対して少しでも自分のことを晒してなるものか、という決意のようなものがあったように思います。
教室の角、小学校からの友達さえも拒絶し、窓の外ばっか見てました。
その頃の僕を「思春期」「中二病」とラベリングすることは簡単ですし、誤解を恐れて他者を怖がっていたと分析することも可能だと思います。
ただまぁそんなことしてもあれです。
そういうのは誰かがしてくれるはずです。
僕自身あのとき、やるせなさ、苦しさ、辛さ、ここじゃない感、、、そういった気持ちが頭の中で言葉になっては消え、言葉になっては消え、渦巻いてました。
どこにも出すことなく、ぐっちゃぐちゃになって。
だから書きました。
はじまりは、Windows95のテキストデータだったような気がします。
「書いてみた」
って書いたのかな。たしか。
あまり覚えてませんが。
書いてみたときは、特に何も感じませんでした。
スッキリしたとかそういうのもとくに。
ただ、なんとなくちょっとずつ書くようになって、携帯のメール下書き、匿名のmixi、匿名のブログ、Facebook、note…。ずっと書いてます。
そうして書いていた文章ですが、時代もあって、かなり「効果的」になってしまいました。自分の書いたことで議論が起こったり、出会いが増えたり、仕事が決まったり、起業したりと、どんどん役立つものに。
そうすると不思議なもので、「書いてみた」からただ始まったのに、いつしか、特定の目的を狙って書くようになりました。
「ここのポジションがとれるかも」
「採用に使える」
「仕事が増える」
などなど。
それはそれで本当に僕を助けてくれたので、ありがたいかぎりなんですが、14歳の頃の僕、そしてそれが未だ自分の中にいる僕が書きたいものではなくなってしまいました。
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長くなってしまいましたね。すみません。
だから、僕は自分の書きたいことを書く、「遅い日記」を始めます。
この速すぎる世界で、役に立たない、スピードを落とした「遅い日記」。
おそらく読んでも何も得るものはありません。最高に良いことがあったとして「ふふっ」ってなるくらいです。それさえかなりレアかと。
ただ僕が日々感じていること、考えていることを夜に公開していきます。いわゆるエッセイですね。
特徴を羅列すると
速すぎる世界、言葉にならない何かを内に飼っている誰かが、「遅い日記」で安心して寝てもらえたら最高です。
あとがき
これがすごく自分自身な気がしています。
ここか、ここを書き続けていけばいいのか…。
ここまで見てくださって...ありがとうございます!! 赤裸々な内容はメンバーシップ(100円/月)に書いてます。初月無料なので覗いてみてください。