ビジネスで解決できない社会課題(について全然まとまってない思考のカケラ)
久々グロッキー。大阪の夜を楽しみつくした結果なので後悔はないんですがそれにしても...。小学校の同級生がミナミの帝王になってるのが悪いといえば悪い。
全然まとまってないんですが、社会課題みたいなやつってビジネスで解決できる領域とそうじゃない領域があって、社会起業家みたいなやつって前者しかいないわけですよ。これは言い方を変えると、今までは注目されてなかったけどビジネスとしてあり得る領域がそこにもあったよ、というだけ。ビジネスの優先順位が「儲かる!」しかなかった時には注目されず、「課題解決!」になってきた時に注目が集まった。この変化自体素晴らしいことだけど、ビジネスってスキームでやる以上同じと言えば同じ。
じゃあ後者のビジネスで解決できない領域は?って言われると本来は国家みたいなやつがどうにかするもんかなと。主権者としての僕らの正当な権利の行使というか。いやいや、誰もがそうなる可能性ある、そして僕らは日本という国にいる、じゃあそこは僕ら全体で負担すべきものですよね、と。
ただ日本という国は大きすぎて、一つの意思決定機関で運営するのはしんどい。1億人を超える大国は平準化することでなんとかいままでやってきた。でもこっからは、、?というのが今思っていること。
この領域の専門家でも何でもないんで引いて語ることができないんですが、やっぱ友人含めこの領域にチャレンジしている人は多いわけです。あえてこの言い方をすると「ビジネスで解決可能な社会課題」に挑戦している人と、「ビジネスで解決不可能な社会課題」に挑戦している人に分かれて、絶えず前者なの?後者なの?って悩みながらも解決を本気で志してる人たち。かっこよ。箱としてNPOを選ぶ人が多いことから社会課題解決=NPOで語られがちだけど多分それだけじゃなくていろんな箱を選択できるんだろうな。株式会社で資金調達しながら後者をやる、みたいな選択肢ももっと生まれてくると思う。
今までって「これってビジネスじゃ解決できないよー」って言いながら真剣にビジネスのことを考えてなかった人が多い時代があって、「いや、できっから」ってビジネスで解決する強い系社会起業家みたいな人が生まれて、「いや、やっぱり無理だよね」と真剣にビジネスのことを考えた結果思うようになったハイブリット型の最強戦士たちが今生まれてきている感じ。
世代によって結構いうこと違いますよねここ。ビジネスで解決する勢は、真剣にビジネスのこと考えてなかった人たちを批判するつもりで「ビジネスでやれよ!」的にいうんですが、ハイブリット型からしたら「いや、それ不可能な領域だから、この老害が」みたいに思ってるというか。どっちも真剣だからこのミスコミュニケーションもったいないよね。
若者たちの居場所としてユースセンターをつくってるNPOがある。
話を聞けば聞くだけどう考えても必要だけど、どう考えてもビジネスで解決できない領域。政策提言をして長期的にこの日本って国を変えていくのは重要だけど、やっぱりそれには時間がかかる。いま、この瞬間に必要な子たちが目の前にいて、そのための手段が政策提言だけってのはやっぱしんどい。だから「ビジネスでしょ!」っていうのもちがくて、ビジネスで解決できる領域ってそこまで広いわけじゃない。かなりビジネスって有益な手段だと思うけど、全部じゃないよねっていう。
僕らもそろそろビジネスというものを取り扱うようになって100年とか経ってるんで、そのあたりがようやくわかってきたのかな。資本主義とかお金みたいなやつとそうじゃないところにあるもの。この2つを分断せずにごちゃっと一緒にするってのはこっからより重要になるのかもしれない。
というか毎日色々頭の中がうるさいっていってる僕がこのくらいの解像度しかないってのがヤバいなと思ったりするので、もうちょっとこのあたり注目してみよっと。これ読んだ方がいいとか、この人の視点いいよとかあったりするのかしら?
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