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「不登校」って言葉をなくすために学校創ります。

「学校に行かないと幸せになれないの?」

始まりはそんな一言からだったように思う。



東京から地元岡山に戻ってきて数年。
「地方教育」ってものの課題や空白がやたら目につくようになってきました。


無花果シロ

とはいえ別に専門家でも何でもないので、まずはじめに地方の教育で面白いことをやってる人を取材することにしました。

ちっちゃく。

そしてどうせならとメディアに。
ノーコードでさくっと。

無花果シロ


国際教養大学の長沼先生に答えていただいたり


200年続く神道系の宗教、黒住教(くろずみきょう)八代目(予定)にこたえていただいたり

しました。

ありがたいことに、みなさんほんとにポジティブに取材に答えてくださり、さらに想いがあって、カッコよい。

メディア始めてよかったなーと。
そして、メディアなど始めると逆に情報が集まるようになってきました。



無花果アカ

「いろんな学ぶ方法があるけど、
地元の先輩に教わりたい!」

そんな声から、地元の先輩に教わるオンライン家庭教師をつくりました。

岡山出身のおもしろい学生さんと沢山会って、その地元への思いを感じてすごくたのしい。



無花果AO

おもしろい高校生にめっちゃ会うのに受験でそのおもしろいことがストップしちゃう。

だから

「変」なことを強みに変える総合型選抜(旧AO)
個別指導塾



を創りました。
今年は全員合格!
学校にあんまり行ってなかった子も、自分の進みたい大学に進めて、まさに証明してもらった気持ちでした。


無花果もえぎ

教育関係の事業をするうちに学校に行っていない子どもたちの親御さんにも多く会うようになりました。岡山で「学校に行かない」ことを決めた場合、選択肢がめちゃくちゃ少ない。

そんな折、誰よりも親子と向き合い続けてたひーくんとガッツリ話をして誰よりも向き合い続ける存在であろうって決めて始めたのが、こちら。


学校に行かないことを決めた子供と親のための
フリースクール


無花果もえぎに来たのが、学校に行かなくなってからはじめての外出だった。そんな話もいただき、普通に泣きました。


無花果学園

そんな風に学校に行かないことを決めた子たちに会ってると、もっともっと勉強したいのに大学に行けない...。という状況もわかってきました。
シンプルに高校卒業資格が取得できないことで、やりたいことの幅が狭まってる。

「じゃー取れるようにしようよ!」

そうして動いていると、僕たちの趣旨に賛同いただい明誠高等学校さんがご協力してくださり、高卒資格が取得できる「無花果学園」をスタートすることができました!

一期生募集中です!
一緒に無花果学園創っていきましょう😆


はじめは何もなかった

はじめは、やる気も壮大なビジョンもなにもありませんでした。
ただ、目の前の自分が「なんかやだな」って感じることに取り組んで、目の前の「笑顔にしたいな」って人に真摯に向き合っていただけでした。


理想を語る人は多かったです。
でも待ってても、誰もやってくれない。
目の前に求めてる人がいる。
僕たちはまだ最高じゃないかもしれないけど、最高になりうる。

僕らが大切にしている在り方を、大切にし続けるだけで世の中はおもしろいくらい綺麗になっていった。

「難しいよ、やめときな」
そんな風に言ってくださる方がいた。
ただ、僕らは不思議と自信があった。
というか、人類の誰かができることは、僕らにもできるだろ、そう思っているフシさえある。


ある時から、「不登校」って言葉がすごく違和感を持つようになった。
学校に行くことが当たり前。そっちが正しい。学校に行かない状態は正しくない。そんなメッセージが「不登校」って言葉の中には隠れているような気がした。

僕たちは、学校を創ろうと思って始めたわけではない。
やってるうちに学校を創った方がいいね、って自然になっていった。

今は、「不登校」って言葉をなくすための学校があってもいいよね、って思っている。



岡山の方

ゆくゆくは全国的にやっていきたいなって思っているんですが、2022年は岡山でやります。
岡山で「教育」に関わりたい方。
それはたとえばインターンって形なのかもしれないし、副業って形なのかもしれない。
少しでもピンときた人は、カジュアルにお話できたら嬉しいです。





無花果

これ、「いちじく」って読みます。
「無い花の果物」
でも実は、内側は咲き誇っています。これは子どもも一緒だと思っています。
僕たちはいつもわかりやすい才能や目立った成果ばかりに注目し、本当は咲き誇っているかもしれない子どもの可能性に気が付きもせず「彼女らは才能が無い」と断じてしまっています。
本当は咲き誇っている子どもたちの可能性を信じるってのが、この「無花果」という取り組みです。


みなさんと一緒に創り上げられたら嬉しいです。
おあとがよろしいようで。


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