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5歳次男から「お母さん、バイキンマンと暮らせば?」と言われた話

早いもので5月になりましたね。
4月は新しい環境になったりで、あっという間に1ヶ月が過ぎました。

そんなバタバタな日々。やっと朝の支度が終わり私と5歳次男、3歳長女と園へ向かっている道中の話。
前の車が食パンマン号に似ていて、そこから話題がアンパンマンの話に。

次男からの驚きの提案

すると次男が「お母さん、バイキンマンと暮らせば?」と言ってきたのです。

次男:「お母さん、バイキンマンと暮らせば?」
私:「バイキンマンと暮らす!?なんで?」
次男:「だってバイキンマンは言う事を聞いてくれるよ?」
私:「・・・」
娘「だったら次男くんがバイキンマンと暮らしたら?いつも次男くんは、この朝ごはん嫌だー!!!って怒るでしょ?だから、バイキンマンと暮らしたら、言う事きいてくれるから、好きな朝ごはんが出てくるよ?」
次男「・・・」

という出来事が起きました。
いやーしびれました。反省もしました。(そして娘の切り替えし早い~)

「言う事をきく=言われたことをすぐやる!」とインプットされていたのです。

最近、いや毎日朝がバタバタする我が家。新年度になり、こちらも色々とバタバタ。(私が把握できていない説あり)朝の支度をせずに遊びまわっている様子をみて、穏やかには様子を見守れない現実。

「言う事を聞いてくれる生活=朝の支度をすぐやる」になれば幸せなのか?と考えると、私は幸せではない。

確かにバタバタせずに気持ちよく朝はスタートしたい。
言いたくないが、口癖のようになぜか「早く!!!」と言ってしまう現実。

でも、ただ準備がスムーズに終わればいいのか?と考えると、それはそれで違うことに気付きました。
支度中に兄妹で追いかけ合ったり、ケンカしたり、水筒のお茶が漏れてまた一から着替え直したり(これまたこの原因は私。未だに水筒のパッキンさんと相性がいまいち)、常に何かが起こる。でも、これがない生活ってどうなの?と考えると、私はつまらないと感じるのです。

人間味こそ宝物。

次男から気付かせてもらったこと。それは日々を大切にしたいということ。あの朝のバタバタ感がなくなったら・・・?と考えること私は不思議と寂しい。次男の言葉がなかったらこんなことは考えなかったと思います。毎日が思い出になっていることに気付かせてもらいました。

そして、もう1つ。
朝の子どもたちの気持ちに寄り添えていないこと。兄弟で追いかけ合いっこしながらも「今日のあの授業ドキドキするな・・・」「今日はお休みしたいな・・・」と思っているかもしれない。(実際にそう伝えてくることもあります)言葉には出していないけど、兄弟喧嘩しながらも他の感情と向き合っていると思います。大人でもそんなことありますよね。ケロっとしているけど、内心かなり不安だったり緊張していること。(私はよくあります)あのバタバタ感の中で、子どもも大人も1人ひとり色々なことを考えていると思います。

7歳長男を毎朝登校班の集合場所まで送っているのですが、先日2人で歩いている時に「行きはドキドキするんだよね~でも、帰り道は気持ちがいいよ」と伝えてきました。それを聞いた私も「分かるよ!お母さんもお仕事に行く時ドキドキすることあるよ。」と伝えました。

帰り道もドキドキする日が来るかもしれない。でも、家が落ち着く場所になってくれればと思います。実際、昨日長男が学校から帰って来ると「やっぱり家はいいな~」と言っていました。母ちゃんは単純に嬉しかったよ。みんなそれぞれの場所で色々なことが起きて帰ってくる。
みんなが同じ家に帰ってくるこの生活もそう長くはないだろう。

私はバイキンマンと暮らさずに、毎朝ハプニングだらけの家族とこれからも暮らしていきたい。家族のみなさん、これからもよろしくね♡
ちなみに私はバイキンマンのあのまっすぐな感じが昔から好きです。あれぞまさに人間味。次男もバイキンマンのあの良さに気付いていたのかな?

最後までお読み頂きありありがとうございました。
介護福祉の職員の皆さん、いつもありがとうございます。
よき連休をお過ごしください♪





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