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徒然雲 春近し
立春を迎え、あちらこちらで梅の花が咲くのを見る今日この頃。
桜も華やかで良いが、梅のなんとも言えない小粋な姿をワタシは好む。
先日の深紅の梅が忘れられないほど気に入った。
今朝カーテンを開けると、うっすら白く覆われている景色が広がる。
確かに天気予報では夜に雪マークがついてはいたが・・・
ひっそりと降っていたのね。
そして西の山を見れば、淡い雪化粧。
美しい。
さて、先日揃えた墨一式、昨日からやっと写経で使い始めた。
墨を摺るのは一体いつぶり?
でも好きかも、この時間。
そして筆に墨を染み込ませて書き出すのだが・・・
筆ペンとは全く違ったタッチというか、紙に触れた時の感触が明らかに違う。
柔らかく滑らかでなんとも言えない優しい感触。
字は思うように全く書けない。
文字の太さ墨の滲み具合等、思うようにならずひどい字になっった。
これは難しいぞ!
でも楽しい〜!
墨の色の変化がいい。
まあ、気長に修行しますわ。
摺った墨が余り、落書き・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1707045548129-KQpkraorqK.jpg?width=1200)
万葉文化館繋がりのコメントをいただき、そうそう記事にしていなかったと
先月の写真を引っ張り出します。
先月の半ば、万葉文化館で開催された『万葉集をよむ』講座を受講してきた。
天気が良かったので、歩いて明日香パトロールしながら向かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1707051437498-GhcWx5aNA7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707051487413-O9OcTtgkqY.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707051608747-JIyhvUOCSS.jpg?width=1200)
一番梅
![](https://assets.st-note.com/img/1707051546101-7b02EvJLAH.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707051651538-uKcANc2eHa.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1707051759532-LPlrYKObJh.jpg?width=1200)
昨年の4月から月一回開催され、万葉集の巻7をテーマごとに解説してくれるという講座。
今回のテーマは『譬喩(ひゆ)歌』
初めて受講するが、一回ごとに完結するスタイルなので途中参加でも
内容的には理解できるようになっている。
驚いたのが定員150名の会場に満員だったこと。
そして男性の受講者が多かったこと。6対4、いや7割ぐらいの割合じゃないかな!?
でも居眠りの割合も男性陣が多し。
あちらこちらで船漕いで資料をバサっと落とす殿方目撃笑
この回は解説の首がかなり多く、駆け足で読み解いていった。
何しろ万葉集等より歌そのものが全くの素人なので、聴いているので精一杯。
でも知らないことを学ぶのは面白く、久々に勉強してる〜という感覚だった笑。
1時間半たっぷりの講義後、館内をぶらぶらしたり、先日ひーさんが教えてくれた
とっておきの休憩スポットで、バスの時間まで本を読んだりしてのんびり待った。
ちょっと早めに出てバス停付近に行くと・・・
素晴らしい雲!
![](https://assets.st-note.com/img/1707051868379-VTLJvvZVCc.jpg?width=1200)
この辺りは飛鳥板蓋宮があったと伝わる場所付近。
その頃とそんなに景色は変わっていないのでは、と思うほどのどかな風景。
もしくは今の方が静かでのどかなのかも・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1707051914646-nj1MPt9z7F.jpg?width=1200)
万葉の人々が詠んだ景色の今を歩く。
飛鳥の里にて。
いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。