大学受験の時から、何かを選択する時にいつも自分に問いかけていること。
「クラスで一番、永田さんが進路研究してたよね」
"大学受験"という言葉を見るたび、高校の担任の先生の言葉を思い出す。
志望大学の決め方を人に話すと珍しがられることもあって、たしかにそうかもしれないと自分でも思う(笑)
最近、ある選択を考えている時に、ふと「そういえば自分の選択の仕方って大学受験の時に形づくられていたわ」と。これまで無意識にやってきて今更ながらはっと気付いた。
それは、
目の前に選択肢を広げた時に、「無意識に消している選択肢はないだろうか?」と自分に問いかけること。
社会福祉士になるために大学に進学したい、と考えていた高校生の頃。
4年間という高校よりも長い期間、しかもたっっかーい学費を払うんだから、どうせなら自分が一番行きたい!と思える大学に行きたい。
愛知に大学はたくさんあるのに
家から通える距離で、という親との約束があるのに
物理的・金銭的などで最初から自分の選択肢が狭まるのが嫌で嫌で
➀自分にとって行きたい大学の条件(理想)・行きたくない大学の条件を書き出す
②社会福祉士の受験資格が取得できる日本の大学一覧(北海道~沖縄まで)から消去法で消していく
※先に条件を書き出すのが永田的ポイント。選択肢を先に見て影響されるのを防ぐため。
こんなことしてました。
消去法にしたのは、優柔不断な性格でもやりやすいし、後の「この大学見ていなかった…」を防ぐため。
北海道から沖縄まで、知っている大学からはじめて聞いた大学まで、ひたすら消していき残ったのが
・明治学院大学(母校)
・立教大学
・関西学院大学
……どこも実家(岐阜)から通えなーい!!
※その中から第一志望を明学に決めた後、親と顔を合わせれば大喧嘩の日々が続きました(笑)
せっかくなのでその後の話を書くと↓
反対されながらもなんとか受けさせてもらえることになったのに、受験前日に軽い食中毒(と後に病院で言われたが今でも謎)発症。
熱と腹痛にさいなまれて「ひきかえそう」と一瞬よぎったが、音楽で無理矢理自分を励まし、はじめて一人新幹線&道に迷いなんとかたどり着いたホテル宿泊で乗り切った、忘れることのない受験…
そして、社福士試験は無事合格し、プラス独学で保育士を取得。高校生の時に読みに読み込んだ憧れの大学案内は、ありがたいことに2020年度版のすみっこで逆に載る立場になりました。
↑人生何が起こるか分からないとはこういうことを指すのかと思いました…(笑)
あれだけ大喧嘩しといて、4年間大学で学んどいて、社福士落ちたら本当どうしようかと思っていたので、ドヤ顔で(笑)報告できて結果オーライ。(もちろん社福士の合格は目標であって目的ではない)なんだかんだ行かせてくれた親には本当に感謝です。
と、長くなりましたが
大学受験時の「最初から自分の選択肢を狭めたくない、せっかくなら自分にとってベストな選択をしたい」という想いから
目の前に選択肢を広げた時に、「無意識に消している選択肢はないだろうか?」と自分に問いかけること。
これだけは今でも毎回、忘れることなくしています。
(社会福祉士としてクライアントさんに関わらせて頂く時にも忘れたくない視点。そして誰もが多様な選択肢から自分らしく選択できる社会をつくりたい)
優柔不断で人より時間かかるなあと自分にイライラすることもありますが、今の自分にとってベストな選択をこれからもしていきたいです。
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