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問題解決に、まずは言語化

先日、所属するトラストコーチングスクールの継続学習を受けました。テーマは心を軽くする言語化
コーチングを学ぶ前は言語化を意識したこともないし、もちろんその重要性も知りませんでした。コーチングを学んでいるとやたら言語化という言葉を聞き、なんだか大事なことなんだなとじわじわ思い始めていました。

今回はっきりと認識しました。問題は言語化で全て解決!と、ちょっと大袈裟ですが。

私たちのモヤモヤ感、捉えどころのない不安感、やるせなさなどネガティブな気持ちはまず言語化することからはじめると解決の糸口や違った見方を発見して前に進めるかもしれません。

私の場合、なんだかやりにくい社員がいました。例えば商品の納期が遅れがちになる原因について話し合う時、なんだかやりにくいを言語化してみると(我が社は製造業) その社員は
①できなかったことへの言い訳が多い
②自分のやり方にこだわっていて改良しようとしない
という2点が気になり問題解決に向けて話が進まないのでスッキリした気持ちになれないことがわかりました。

社員の考え方を変えようとするのではなく、社員への私の質問を変えます。

出来ない理由を尋ねるのではなく生産効率が上がるパーフェクトな状態の製造工程をするにはどうすれば良いかを聞きます。
そうすればパーフェクトな状態になるための色々なアイデアが出てくると思います。今までのやり方をさらに良くするような前向きの話が出来ます。

モヤモヤ感や心に引っかかっていることはまず言語化すること、そうすれば何にモヤモヤしたり引っ掛かっているのかが分かり、じゃそれを自分がどのようにしたいのかが分かり、次にやるべきことが見えてきます。

次回の社内ミーティングでは今までのように原因の追求ではなく
パーフェクトな状態に向けてどんなことができるかという質問に変えて話し合ってみます。

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