前回「GPT-4が考えるプレゼンのレイアウト⑦」という記事で、「オペレーション改善の提案会」の図解レイアウトを作成しました。今回は「マーケティング戦略のプレゼンテーション」でよく使われる図解レイアウトを考えてみたいと思います。
今回も、GPTの出力結果に基づいて各スライドのレイアウトをイメージしていきます。馴染みのない図解についてはプロのコンサルになりきって説明してもらい、各スライドの具体的な内容についても追加質問をして、プレゼン製作の助けになるような提案をしてもらおうと思います。
01_タイトルと目次
まずタイトルについては、下記の指示に従ってレイアウトを作ります。タイトル案などが決まらない場合は、GPT-4にブレインストーミングしてもらいましょう。
02_市場分析
図解の作り方のイメージがわかない場合は、ChatGPTに意義や使い方を質問します。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「マーケティング戦略のプレゼンテーション」で使われる以下の図解について、意義と使い方を教えてください。
スライド2: 市場分析・棒グラフ: 市場規模・成長率の推移・ピクトグラム: ターゲット顧客の特徴を視覚化」と入力すると、以下のように詳しく説明してくれます。
03_競合分析
各スライドの意義や使い方を一度にまとめて聞く事も可能です。
「あなたはプレゼン製作会社のディレクターです。「マーケティング戦略のプレゼンテーション」で使われる、以下の図解について、意義と使い方を教えてください。
スライド3: 競合分析
・SWOTマトリックス: 競合企業の強み・弱み分析
スライド4: 製品・サービスの概要 ・図解: 製品・サービスの特徴や機能を説明
スライド5: マーケティング目標 ・水平棒グラフ: KPI(重要業績評価指標)の達成状況
スライド6: マーケティング戦略 ・セグメントマトリックス: ターゲティングの可視化 ・マーケティングミックス図: 4P(製品、価格、プロモーション、販売チャネル)の関連性
スライド7: 実施計画・予算 ・ガントチャート: 実施計画のタイムライン ・円グラフ: 予算配分の内訳
スライド8: 成果測定・評価 ・ダッシュボード: 成果測定の指標の可視化 ・コントロールチャート: 指標の変化をモニタリング」
このように聞く事で、一度に出力されます(途中で止まる場合は「続き」と入れましょう)。
04_製品・サービスの概要
05_マーケティング目標
06_マーケティング戦略
07_実施計画・予算
08_成果測定・評価
まとめ
GPT-4をフル活用して「マーケティング戦略のプレゼンテーション」を作ってみましょう。各スライドの役割を理解して、単に優れた戦略を考え出すだけでなく、その戦略を具体的に実行し、その結果を評価し、改善するための明確なプランを提示しましょう。
まずは、目標を達成するために必要なスライドの構成をイメージし、それを元に、理解しやすいかつ鮮明なプレゼンテーションを作成することが大切です。