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「しらき@パワポ図解」の原点

私はコロナ禍にフォロワー17名で放置していた「しらき@パワポ図解」というTwitter(X)アカウントを再開し、7万人を越えるまでフォロワーを増やすことができましたが、最初にバズったきっかけは、コロナ禍でボロボロになった会社を立て直すためにビジネス書や自己啓発書などを多読して図解にしたことでした。

その後「ビジネス書を読んだ感想をつぶやく⇒パワポ図解でつぶやく⇒図解で使ったデザイン素材やノウハウを公開」という流れでアカウントを成長させることができました。

パワポ図解の原点は学校のノート

思い返してみると、大学時代から私のノートのまとめ方には定評がありました。私は記憶力が悪く大学の成績もそこそこでしたが、知識のインプットが大好きで授業は毎回まじめに出席して教授の分かりづらい話をノートに書きだし、ポイントや論理関係をまとめていました。

代返&ノートコピーで大学の試験を乗り切る学生が多数を占めるクラスの同級生たちから高い評判を呼び、クラスの過半数の男子を従えて集団でコピー屋に向かう姿を見た人の話に尾ひれがつき「しらきさん(実際は旧姓)が30人の男子を従えて大学内を練り歩いている」という噂にもなりました。

小さいころから文字や言葉が苦手で、人とコミュニケーションをとるのを億劫に感じるため、少数の親しい友人や家族以外との会話を避けていました。大学に入ってからは、将来の旦那さんを見つけたいという魂胆もあり、周りの人たちと進んで会話をするようになりましたが、依然として意思疎通が難しい時も多く、抽象的な発言を繰り返して「不思議ちゃん」の名を欲しいままにしていました。

このようにコミュ力や社会適応力には多少問題がありましたが、物事をキーワードや図解などで抽象化してコンパクトにまとめ、情報共有するのは優秀な大学の同級生たちの評価を得られる程度には得意だったようです。

これから「しらき@パワポ図解」でやりたいこと

最近はデザイン素材の発掘や紹介も一通りやり終えた感があり、私の過去のツイートに似たようなまとめサイトを見ることも増えました。パワポデザインやプレゼンノウハウをまとめた2冊の書籍も出版させて頂き、小さいころからの夢であった著者にもなることができました。

「しらき@パワポ図解」の先に思い描いていた、デザイン経営の会社経営もシンガポールに「BLOCKDESIGN」という会社を設立し、パワポ制作や教材開発など、少しずつ形になってきました。

これから自分が何をすればよいか考えていた時に、高校生向けの授業のお話を頂きました。前回のnote「高校生達を目覚めさせる授業とは(高知中央高校特別授業の感想と抱負)」にも書いたように、慣れない授業は本当に大変だったのですが、子供達がどのようなことに興味を持っているか肌で感じることができました。

この経験をもとに、自分の子供達を含め、新しい時代を生きる日本の子供たちに向けた教材を作るためには、これからもインプットとアウトプットを続けていくことが必要なんだろうと思います。

これから「デザイン」「プログラミング」「語学」「テクノロジー」「哲学」「歴史」など、環境変化の激しい時代に世界を舞台に活躍できる基礎力を身につけるための教材づくりを目標に、本やニュース、動画やSNS等だけでなく身の回りのあらゆる情報をインプットして「パワポ図解」に落とし込み、抽象化していきたいと思います。


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