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アメリカの高校生はいつから大学進学考えてるの?

「え~! アメリカって高校1年目から
大学について考え始めるんだ!!!」

学校から、高1保護者を対象に
大学説明会の案内がきた時には
びっくりしました。

  
私自身、アメリカの大学には、
夏休みの短期留学で1ヶ月行った
ことがあるだけです。
全く知識がないし、
これはぜひ説明を聞いてこようと、
夫と二人で参加してきました。


平日朝9時にもかかわらず、
50名くらいの保護者が参加。
夫婦で参加している人も多く、
仕事は説明会の後に行く感じです。
 
 
アメリカの学校での説明会、
私は結構好きです。
どの先生も、
本当にプレゼンテーションが上手で
感動ポイントが満載です。
 
 
今回も、グッときたのが
子ども達は
Who you are, what you want.
自分が何者で、何を望んでいるのか
を知ることがとても重要だということ。
まず、それを知る努力をする。
これって、人間の一生のテーマだから
パッと答えが見つかるものじゃないけど、
問い続けることによって、人は答えを
探そうとするんだよね。
まさにコーチングの考え方です。
 
 
その上で、自分に合った大学を見つける。
自分を知らないと、何が自分に合ってるのかも
分からないから
Who you are, what you want.
は、本当に大事。
そして、大学にFall in love(恋に落ちる)
するのがポイントだそうです。
 
 
私が高校生の時、こんなこと考えてなかったなぁ。
自分の学力と、専攻したい学科(心理学)が
ある大学で推薦が取れるところ。 
そんな安直な選び方をしてました。
浪人は許してもらえなかったので、
1発合格する安全パイを選んだのです。
だからか、愛校心はほとんどなかった。
 
  
アメリカの大学生の愛校心が強いのは
その学校の信念に惚れて自分で選ぶから
なんですね~。
 
 
大学というのは一つのコミュニティで、
大学は自分たちのコミュニティにとって
良い人を選ぶ。
それがアメリカの入試の考え方だそうです。
なので、テストの点が良いだけでは、
選ばれません。
日頃の成績も、人間性も重視されます。
  
 
大学側も出来るだけ良い学生を入学させたい
から、めぼしい高校を視察しにいくそうです。
息子の学校は160もの大学が視察に来るそう。
 
 
高2になったら、学校主催のカレッジツアー
も始まります。
実際にフロリダ大学のキャンパスに行って、
キャンパス内を歩いて、カフェテリアで
ランチを食べて雰囲気を体感します。
 
 
高2が終わった夏には、個人で様々な
大学へ見学に行くことを勧めています。
アメリカは広くて、州外の大学は
日帰りで行ける距離にないからです。
 
 
高3になると、
Application Boot Campと称して、
自分に合った大学の選び方、
願書、エッセイ、レジュメの書き方など
具体的に指導してくれるそうです。
 
 
大学進学までの道のりの中で
親は常に子どもをコーチングして
あげて下さいと言っていました。
  
 
コーチングを学んでいて本当に良かった。
子どもが望む未来に進むために
親がコーチングできる。
そう出来たら、最高だよね。
そんな未来を目指して、コーチングを広めていこう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。
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