【Audible書評】学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢 紫苑)
書籍やネットなどで多くの情報量を獲得しても、なぜか達成感もないし、成長実感もありません。それは、実践していないから。
減点法で自己評価してきた自分は、できることよりできないことばかりに目が向いて、ついつい書籍を手に取ったり研修に参加して弱点を補ってみたくなります。それもいいのですが、クオリティは気にせずどんどんアウトプットしていきながら、インプットを自分ごとにしていくことが大事です。
・・・とわかっていたはずなのに、XとかYouTubeとか見始めると、インプットばかりで虚しく時間が過ぎていってしまいます。
以前、駅の本屋さんで平積みされているのを買って読んだことがあったこの本が、Audibleで出ていたので読み(聞き)直すことにしました。
わかりやすい見開き構成の書籍の方がおすすめですが、時間のない方はAudibleでも十分わかりやすいです。
樺沢紫苑さん・・・こんな底抜けに明るい精神科医っています?!
YouTube、書籍、ブログ等、文字通りアウトプットを体現しています。
本から学んだこと・記憶に残ったこと
自己流に解釈しているところも多分にありますが、詳しくは書籍でご確認ください。
意味記憶(一生懸命覚えようとする)より、運動記憶(体に覚えさせる)ほうが、楽に記憶が残る。例えば、自転車の乗り方をいつまでも覚えているように。
アウトプットの形は色々。人に話す、ブログに書く、動画で話す、ノートにまとめる、なんでもいい。自分の言葉でアウトプットしようとすることで、運動記憶に残りやすくなる。まずは、今日あったことを書き出すだけでも。
インプットとアウトプットの黄金比は、3:7。
勉強となると、何度もテキストを読んで記憶に定着させようとするのが普通ですが、学んだことを人と話したり、どんどん問題を解いていくなどしてアウトプットした方が、結果的に身に付く。
→「大して理解もしていないのに、アウトプットなんて」と感じるかもしれませんが、別の人に見せなくてもいいのです。自分の頭・体から外に表出させる活動をすれば。ワタクシでいうと、こうしてnoteに書評を書くことがそれ。
アウトプットすることで、他者からフィードバックを得やすくなり、次の成長につながる。
アウトプットするメリットは6つ。その中で最も印象に残ったのは、「アウトプットという自分の行動によって、周囲が変わる」こと。
私自身、実感しています。たとえ稚拙な文でもnoteやXに書き込むことにより、人との接点が増え、意外な書き込みに反応があったり(その逆もあり)します。
自分で書いたものを、時間が経ってから読み返すことで、客観的に振り返ることもできます。
堀江貴文さんなどネット上の著名人でも、アウトプットの幅と深さがすごい人がたくさんいますよね。アウトプットすると決めて、あるいはそれを超越して「習慣化」して、毎日いくつも投稿されているのでしょう。
SNSでのアウトプットが苦手な自分ですが、noteは1年以上続き、今年からは年始から手書きの日記も続けており、細々とですがアウトプットを続けられていると思います。しかし、外に向かって書いていき、自分の興味関心や強みを、ポジティブに自己認識していきたいと思います。
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