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叶わなかった夢は、叶わなくて大丈夫なようにできていた

叶わなかった夢がある。

就きたかった仕事。
受からなかった第一志望校。

どうやらその夢、叶わなくても大丈夫だったらしい。




望んでいたことの代わりにしてきたことを振り返ってみる。


例えば、昔からの夢だった仕事とは別の仕事をしている場合。(私はそう)


今の職場に、気の合う大切な同僚はいないだろうか。
具体的に顔を思い浮かべてみる。

もし昔からの夢が叶っていたら、その人は自分の人生に存在していなかったのではないだろうか。

そう考えた時、人はどんな気持ちになるだろう。


その仕事をしているからこそ、興味を持てたことがないだろうか。
夢が叶って「しまって」いたら経験できていなかった『今』があるのではないだろうか。





夢が叶ってたらもっと幸せになってたよって思うかな。


でも、それは想像。


叶わなかったことに関しては、いくらでも都合良く想像できる。

あの大学に行けてたらバラ色の学生生活が送れてたとか、あの仕事に就けてたらモテモテだったとか。

そうなってた可能性はあるけど、あくまでも想像であり、理想像。

その仕事をして、やっぱり違ったなって思って仕事行きたくなくなって(行けなくなって)、私何やってんだろうってなってたかもしれないよね。



たら、れば、は魔法のことば。使えばいくらでも気持ちよくなれる。




実現しなくても大丈夫だったんだよ。


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