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藤沢久美の未分化な好奇心

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「藤沢さんの仕事って何ですか?」と質問されることが多いのですが、正直、自分でも、ひとことで答えられません。好奇心が導くままに、様々な仕事と出会う日々を、つれずれに綴っていきます。
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2019年1月の記事一覧

今日は、年金部会でした

今日は、厚生労働省の年金部会でした。テーマは大きく二つありました。 一つは、入管法の改正を機に、年金基金に加入する人の資格の見直しが行われる予定です。これまでの第3号被保険者(一般的に配偶者)に日本に住んでいることという条件がつきます。 これまでは、日本で働いている人の配偶者が日本に住んでいない場合でも、その配偶者は第3号被保険者として年金が支払われる権利がありました。これは健康保険においても同じで、日本に住んでいない配偶者が、病気や出産の時だけ日本に来て、保険を利用して

スリランカの食事は美味しい!

今日は、スリランカの食事情。 三食辛いカレーを食べなくてはならないというイメージもあるようですが、必ずしもそうではありません! しかも、スリランカのカレーはインドのカレーとは少し違って、基本はご飯で、野菜と魚が中心でした。肉も基本は鶏肉で、全体としてヘルシーです。 ご飯の上に、いろんなカレーと付け合わせをのせて、それらを自分の好みの辛さになるように混ぜて食べます。写真は、私の朝ごはんなので、フルーツとドーサという米粉とココナツのパンケーキものってますが、手前は、ココナツ

スリランカでも中国の存在感

今回のスリランカでは、毎日車での移動時間がとても長かったのですが、今年の3月からは、高速道路が延伸するそうで、主要都市間の移動時間が大幅に削減されるそうです。 今回も一部開通済みの高速道路を通りましたが、道路建設を担ったのは中国です。 また、スリランカの大都市コロンボの港も中国が開発し(名目はスリランカと合弁ですが)、スリランカ政府はその港を99年間、中国に貸し出すそうです。 かつてハブ港として栄えたコロンボですし、インドとの関係が悪い中で、海のシルクロード

スリランカとインド

スリランカで5日間を過ごし、インドに移動して2日間、そして本日、日本に戻りました。 スリランカとインドは、どちらも地方の町に行ってみましたが、印象は全く違いました。 一言で言うと、スリランカは秩序的で、インドはカオス。 スリランカは、教育が無料で、仏教が日常に今も深く入っていることが、秩序があるように感じる理由かもしれません。スリランカは、昭和の日本の雰囲気です。 一方のインドは、大きな格差のなかで、それぞれのコミュニティの中で、楽しくいきている感じでした。つまり、全

スリランカ事前情報と現実のギャップ

スリランカに行ってみて、行く前に入手した情報と違ったことが3つほど、ご紹介しておきます。 1.スリランカでは、三食辛いカレーを食べることになる 確かにカレーは毎食食べることができますが、全てが辛いわけではなく、必ず、辛いカレーとマイルドなカレーがあり、スリランカの人たちは、それらを自分の好みに合わせて混ぜて食べています。 基本は混ぜることで、一種類のカレーだけをご飯にかけるというのは一般的ではないようでした。 さらに、現地の食堂などに行くと、マカロニ炒めや炒

スリランカで車ビジネス?

スリランカには、新しい車が沢山走っています。 中古車が沢山走っているとイメージしていましたが、それは過去のことだそうです。 今のスリランカでは、中古車は、製造3年までという規制があり、古い車は輸入できません。 だからと言って、スリランカ製の自動車があるわけでもなく、輸入に頼ることになります。かつては、中国資本とスリランカ資本による自動車メーカーがあったようですが、うまくいかなかったとガイドさんはおっしゃっていました。 一方で、車の輸入には300%の関税

トラブルの時には心を整えて・・

昨日は、トラブル続きで凹んだ一日でしたが、今日は、Booking.comで探して宿泊したホテルが、すこぶる良くて、ご機嫌に朝を迎えることができました。 以前、「トラブルが起きた時は、まず心を整えること」と、田坂広志さんに教えていただきました。慌てたりせずに、まず、静かに心を整えると、自然と環境が整ってきます。 人間なので、頭にきたり、カットしたり、がっかりしたり、気持ちが揺らいでしまうことがありますが、こうした時にも、そんな自分の心の揺らぎを客観視して、心を整えていくこと

旅行会社の役割って・・

今日は、残念な一日でした。 旅のプロがコンセルジェとして旅のアレンジをしてくれるということでお願いした旅行会社さんだったのですが、残念なことの連続で、今日はちょっと凹んでいます。 いつも海外に行くときは、全て自分でネットでホテルやアクティビティを予約するのですが、今回は旅行会社さんにアレンジをお願いしたところ、価格は高い上に、想定外と期待外れの出来事が連続。 朝からいろんなトラブルを経て、ようやく到着したホテルは、全室オーシャンビューとうたうホテル。ところが、案内された

旅の喜びは出会い

海外に行くと、世界遺産や観光地にも足を運びますが、やはり見てみたくなるのは、その国の今の生活です。 今回のスリランカでも、田舎の住居や野菜卸売市場などにも立ち寄らせていただきました。 今日は、田舎の民家のご紹介。 優しそうな女性がいらしたので、お家の中を見せていただきました。娘さんと二人で住んでいるそうです。 家は、レンガを積み上げて作られています。地震がないし、年中気温も変わらないので、窓や扉は開けっぱなしです。 ベッドルームの窓には、ピンクの布が貼り付けてあり、

ガイドさんは元技能実習生

昨夜、スリランカのコロンボに入り、今日は、車で5時間ほど走って、ボロンナウワ遺跡を観光しました。 今回の旅のガイドの方は、日本語がペラペラのスリランカ人の男性。 20歳で日本に技能実習生として来日し、3年後には、留学生ビザを取得して、日本語学校に通い、様々なアルバイトを経験し、日本からスリランカに車を輸出する有限会社を立ち上げて、日本に通算25年間滞在された方です。 日本語学校に通っていた頃は、一年間の学費として100万円以上を一括で前払いしなくてはいけなかったそうで、

海外での学び

40歳になる年に、ダボス会議のヤンググローバルリーダーに選ばれて、世界各地で行われるいろんな会議に参加するようになりました。 結果、10年間で40カ国以上を訪問。 日本と外国という二種類には分類できない世界の多様な現実を目の当たりにしました。 そして、日本という国を客観的に見る機会も得て、様々なことについて、多面的に考えないと間違えるということも学びました。 今年、最初の海外はスリランカです。 どんな学びがあるか、楽しみです。 行ってきます!

ちょっとした言葉の習慣を変えてみました

最近、とても言葉に気をつけています。 人から何かを褒めてもらった時、今までは、ついつい「そんなことないですよ。実は、これとっても安いんです」とか、「いえいえ、家族からは似合わないと言われてるんです」などと、謙遜と恥ずかしさが入り混じった感じで、常に、ネガティブな言葉を返していました。 でも、ふと思い立って、ネガティブな言葉を使うのをやめてみることにしました。 人から褒められた時は、「ありがとうございます。嬉しいです」などと、特にポジティブな言葉を返すわけではなく、ただ素

会議の効率を上げる道標

会議をする時に、いつも気をつけることは、「なんのためにこの会議を行っているのか」ということを繰り返し共有することです。 もちろん、会議の最初には、この会議ではどういうゴールを目指すのかを明確にしますが、議論をしているうちに、枝葉末節に話が行ってしまったり、横道に逸れていったり、結論ありきの議論になってしまったり、意見がこう着状態になってしまったりすることが多々あります。 そんな時に、「そもそも、この会議はなんのために開催したんだっけ?」という「そもそも論」をみんなで確認す

プライドと自信

理事や取締役という肩書きをいただくと、理事会や取締役会など、役員会に参加することが多くなります。そして、ほとんどの場合、そのメンバーは男性ばかりで、女性は私一人です。 しかも、多くの場合、他のメンバーの男性は、その業界のトップの方々だったり、会社で出世をしてきた方々だったりします。 たいていの場合、私は独立の立場で、しかも、他のメンバーの方よりも若干年齢が低いのです。 そうすると、「こんな質問をしたらバカにされるのではないか?」といった変なプライドが不思議と消えていきま