スリランカで車ビジネス?
スリランカには、新しい車が沢山走っています。
中古車が沢山走っているとイメージしていましたが、それは過去のことだそうです。
今のスリランカでは、中古車は、製造3年までという規制があり、古い車は輸入できません。
だからと言って、スリランカ製の自動車があるわけでもなく、輸入に頼ることになります。かつては、中国資本とスリランカ資本による自動車メーカーがあったようですが、うまくいかなかったとガイドさんはおっしゃっていました。
一方で、車の輸入には300%の関税がかかるため、中古車であってもかなり高い買い物になります。
しかし、仕事には不可欠な自動車の台数は増えている様子です。
人気の車は、スズキのワゴンRがダントツだそうで、ホンダのFITも価格が高いけれど、人気があるそうです。
もちろん日本車以外にも、韓国や中国製のものもかなり走っていました。
しかし、高価な買い物である車を、頻繁に買い換えることはできませんから、品質の良い日本車が人気で、かつ、一度買った車を、メンテナンスしながら長期間使います。
そうしたニーズの多さから、国のいたるところに車の部品やさんが沢山あります。
車の全面ボディだけが展示されている店が多く、なんとも不思議な光景です。
また、車も解体して輸入すれば、高い関税がかからないそうですから、こうしたお店は車を売るよりは商売がしやすいかもしれません。
しかし、車の整備工が圧倒的に足りないとのこと。トヨタなどの日本企業のお店に行くと、きちんと整備してもらえる反面、価格が高いし、田舎にはお店がなくて、修理も予約をして順番待ち状態だそうです。
今、スリランカでは、整備工の育成と整備会社網の完備は、一つのビジネスチャンスかもしれません。
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