#41 交渉次第で変わることもある?アメリカの学校の成績
こんにちは。くみです。
今日は娘の学校の話。
アメリカの学校の成績は、「出席、宿題、授業への積極性、レポート、テスト」などで総合的に評価されます。
しかも成績は学期の最後だけ通知されるのではなく、毎週パワスクールと言うアプリを通じて、出席、宿題の提出状況、レポート、テスト結果などが見れること。5月9日〜14日の週の体育は、出席も○、宿題も○だったので「4(4段階評価)」ですと言う具合です。
宿題の未提出などがあれば、保護者にも「あ、うちの子、出してない」と言うのがすぐばれます。なんとも画期的
娘は、コツコツタイプなので割と安心しているのですが、ある週の体育の成績が「1(最低評価)」だった!!
えーーーっと驚いて、もう1回アプリを閉じて、開いてをして再度確認。
見間違いではない。(当たり前)
どうなってるのー?
内容を詳しく見ると、Assigment Missing(宿題未提出)とある。
急いで別のアプリで宿題の提出状況を確認すると特に未提出になっているのはなさそう。娘に聞いても出されたものはやっていると言う。
ふむ。匂いますねー(おしり探偵がでた)
私が必ず犯人を見つけて差し上げましょう(まだおしり探偵)
と言うことで、早速に体育の先生にコンタクト。
(アメリカでは保護者も生徒も各先生のメールアドレスを知っているので簡単にコンタクト取れるのも日本と違う点)
「娘の成績について。
●月●週の宿題が未提出なんですが、Google Classroom(宿題や授業のコンテンツが掲載されているアプリ)をみても特に未提出がないと思うのですが、それとは別に何か未提出の物がありましたか。もしあれば、英語であるため指示を理解していなかっただけなので、再度チャンスをいただけるとありがたいです」
とメールする。すると、数時間後には返事が。
「オンライン授業の最中にエクササイズをやっているのですが、そのエクササイズの最中はカメラをオンにするように指示しています。私が生徒がやっているか判断できるのは、カメラをオンにしていることによってでしかないので。娘さんはカメラがオフだったので、その成績です。でも、もし来週カメラオンにしていたら、成績付け直しますよ」
返事きたー。そしてやっぱり指示理解していなかった!!
でも挽回するチャンスもくれてるーー
と言うことで、先生とのやり取り経緯を説明し、「次週から体育の間のZoomカメラはOnにするよう」伝える。翌週はしっかりとカメラのZOOM ON。それによって先生は約束通り、その前の週の成績も「1→4」へと書き換えてくれました。
あー、よかった。
なんとも機動力の高いアメリカの成績システム。
確かに、1学期が終了して、「あの5月の時のことだけど.....」とか言われても先生も何百人とみている中、「正直、そんな前のことなんて覚えてない」とかなるし、合理的な仕組みである。
そういえば、大学の時の友人が「子供がまーったく宿題を提出していないのをこの前の懇談で初めて知った」と以前言っていた。子供は「宿題やった」と言っていたため学期末の先生との懇談まで知らなかったそう。
このアメリカの仕組みだとPowerSchoolやGoogleClassroomで宿題の提出状況も都度把握できるからそう言う心配もないのも良い点か。
余談ですが、アメリカの体育では、アーチェリーやディスク(フリスビーみたいなやつ)、ヨガ、アメフト、バスケットボールなどとてもいろんな種類の内容をさせるみたいで、それまた日本とは違ってなかなか面白いなと思う次第。
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(おまけの話)
中学生になると思春期真っ最中。
オンライン授業の際は、下の子(小2)と違って、カメラオフにする娘。
クラスメイトもほとんどのケースで皆カメラオフ。
思春期だから仕方ないよねと思っていた。
そして対面型の授業が開始。
途中から編入した娘は 文字通り初登校
砂場で遊べば友達になれる年齢でもないので、「友達できるかしら」とちょっと心配でした。
でも初日登校後、
「友達ができた。
一緒にランチも食べたけど、
でも何言っているのか、ほとんど分からへんかったわ」(爆)
と帰ってきた。
とりあえず母は友達ができたと言う言葉で一安心です。
ついでにこれから何言っているのかわかるようになるとなおいいけど。
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