それも、オレ

おはようございます。

本日はすてきなすてきな
甥のおはなし。

(いきなり)笑

＊

私の妹の息子１番目、20代半ば、
（甥１と名付ける）

彼はこのたびの
給付金10万円が支給されるまえに、

されるまえに！

「給付金買い物」をすませたのです。

なんでも、
何となく、一人になるために
キャンプ用テント、またその備品を買い、
駐車場、
または部屋のなかで
テント生活をするのだそう。

※こういう話をかくと
｢やだやぁ、(静岡弁)
はい、話題提供にお金ちょうだい｣
と即座に言ってきた

同居人と仲が悪いわけでもないけど
こんなひとりになるグッズを買う。

さっと。

自分のお金だし、
どう使おうが勝手でしょ。

それに一人で過ごしたっていいじゃん。

みたいに。

どうでしょう。
もし、同棲しているひとがいて、
そのひとの目の前で
あからさまに
一人になりたいからとテントを張る。

普通は、
そうしたいけど、
あからさまだと悪いかなぁと思うから、

「とりあえず自分の部屋に行けば、」

「少し外に出てきて散歩でも、」

「少しドライブして息抜きでも、」

「少し旅行でも(いまは難しいけど)」

とかですよね。

じゃなく、
あからさまに
そのひとの目のつくところで、

ひとりになります！

と、言っているのです。

そういえば、昔も、、

彼が小学生のとき、
昼休み時間、校庭でまどろんでたら、
気持ちよくてずっとそこで寝てしまい、

授業はじまっても
教室に戻らなかったため、
先生が探しにきた、とか、

高校でも校則が厳しい学校に
やりたい髪型を堂々としていくとか、

（そのあと学校からおとがめ受け
スキンヘッドになってたけど）

（でもそれも
頭の形が意外とよかったので、
おれ、意外とイケる、、
みたいな捉え方をしていた）

楽器のベースを買いたいために、
学校で禁止のバイトを堂々とやってたり

そのファミレスで
デザートのもりつけを
見本の写真があるのにも
関わらず、

ぜんぜん違うかざりつけで
お客様に出したり、

もう、自由。

まずやりたいこと、
自分の気持ちを最優先する。
そして、思ったら即行動。

で、そこで叱られようがなんだろうが、
なんとも思わないようで、
反省というこころが無いの？
とわたしは思ったんだけど、

もちろん、反省は必要だけど、

彼は動じないんです。
自分はこれなんですよって。

どんな立場の人に対しても。

でもね、
強気でもないです。
飄々としている感じ。

ポジティブすぎるわけでもなく、
ネガティブすぎるわけでもなく。

ふらーっと
そこにいるんです。

でも、なぜか
彼の周りはいつも明るい。笑

あ、あと。
何かを手にいれても
それにしがみつくこともない。
いらなくなったら

あげるよ！

と、さっと渡してくれる。

もちろん、
だめだめなところもありますよ。

それも、
本人からすると

それもオレ

って、

ぜーんぶオレ！って

かるく言ってしまう。

そんな自由な甥１は
みんなからも愛されて

変わったひとー
でもそれが甥１らしい！！

と、みんなに受け入れられています。

確かに、彼がたまに
実家に帰ってくると、
家のなかがものすごく活気づくんです。

部屋の明かりが
三段階アップするぐらい笑

そして、
ひとしきり喋ったら

「じゃ、さよーならー」

と、さっさと帰っていく。。

＊

いつどこでも、自分らしく、
ということは
いまの世の中では
難しいかと思います。

でも、そう感じることも
実は自分が勝手に決めているのかも、、

そして、
その思いが現実となって、
目の前に現れているのかも
しれません。

テントを買ったけど、
めんどくさいから作るのやめた

と今頃は言ってるかもしれない甥１。

その軽さも
彼の魅力。

ものを持つと、
ひとはそれを守ろうとする。

そこから、
自分を見失っていくひとが
多いように感じます。

甥１のおもしろい生き方
これからも
たくさん影響されて
生きていきます！

kumi_kie