無痛分娩レポ① 無痛分娩の私説
まずはご報告から。
10月20日 18:52 無事に長女を出産しました。
新生児らしからぬ、立派なもみあげとほっぺ
そして、隣の赤ちゃんよりも一回りほど大きいお顔
その姿は、まさに「こむすびまん」でした。
生まれたての「こむすびまん」は本当に愛おしくて、尊くて。
これからの人生を一緒に過ごせることが嬉しく、楽しみでたまりません。
娘ちゃん、ようこそ我が家へ^^
さて、「こむすびまん」は無痛分娩で生まれました。
今回の出産、初産だったわけですが、終わってみての素直な感想は
「我が出産に悔いなし」
そして、いろんな意味で恵まれたお産でした。
出産当日の流れをレポートする前に、ちょっと長めの前置きです。
無痛分娩とは・・・麻酔を用いて痛みを緩和しながら分娩(経膣分娩)を行うことである。(Wikpediaより)
「無痛」といえども、痛みが全くゼロなるわけではありません。
これは結構人によるみたい。
私が感じた痛みのピークは、重めの生理痛の時に盛大にお腹下した感じでした。
自然分娩と比べると雲泥の差。麻酔ありがたや~って感じ。
特に、生まれる直前はほぼ痛みはなく、かなり落ち着いて「いきむ」ことができました。
その方法はさまざま。
専門的な解説はできないので、妊婦さんの立場から無痛分娩を検討するときに知っておくとよいかな、と思った2つの観点をみていきます。
※あくまでGoogleさんやInstagramさんが教えてくれた断片的な知識からの個人的な見解です
①出産予定日を決めるか、否か
私は出産予定日を決める「計画無痛分娩」タイプでした。
事前に日がわかっているのでその日めがけて、分娩・入院、ベビーお迎えなど準備をすることができました。
出産予定日は38週以降で、子宮口の開き具合を見て先生と相談をします。
計画出産の場合、人工的に子宮収縮を起こして陣痛を促進させるために陣痛促進剤を点滴で投与します。
一方、予定日を決めずに自然と陣痛が来るのを待つタイプもあります。
また、計画無痛分娩であっても、予定日より早く陣痛が来ることも。
いずれにしても、計画日以外に出産をする場合は陣痛の痛みに耐える時間が長くなるかもしれません。
確認が必要なのは、その病院の麻酔対応について。
麻酔ができる先生が駐在していて、24時間対応可能な場合は安心ですが、
駐在でなければ、麻酔ができる先生を待つ必要があるので、陣痛が進んでめっちゃ痛くても麻酔をしてもらえない・・・ってことも。
②麻酔を打つタイミング
妊娠するまでは、出産について何も知らなくて。
出産=頑張っていきんで、産む!!というイメージしかありませんでした。
実際、分娩室に入って「いきむ」までには結構時間が掛かります。
子宮口が十分に開くまで陣痛に耐えなければならないのですが、開けば開くほど陣痛の痛みは大きくなります。
無痛分娩の場合、麻酔を打つタイミングによって陣痛の痛みをどのくらい感じるかが変わります。
痛みが緩和される具合順に並べます(※無痛分娩レポを読み漁った私説)
①陣痛促進剤を打つ前に麻酔を打つ
②陣痛促進剤を打った後、子宮口がある程度開くのを待って麻酔を打つ
③陣痛促進剤を打った後、子宮口がかなり開いてから麻酔を打つ(結構直前に打ってる人もたい)
私は②で、陣痛促進剤を打って、3~4時間後くらいに麻酔を打ちました。子宮口は5㎝(Maxの半分)くらい。痛さの程度は先述の通りで、重めの生理痛の時に盛大にお腹下した感じでした。
麻酔をしてもらった後、30分くらいで痛みはなくなりますが、
子宮口の開きが進むと、陣痛 > 麻酔 になるタイミングがあります。
耐えられない・・・となれば、麻酔を追加してもらいます。
ちなみに、自然分娩の予定で臨んでも、直前に無痛分娩に変更してお願いできる場合もあるみたい。(※無痛分娩レポ情報です。)
以上、私説での無痛分娩の確認しておきたい2つの観点でした。
無痛分娩を検討する場合は、この2つを事前に確認しておけば、若干は出産のブラックボックス感が解消されるのでは、と思います。
と、ここまでまとめてみたものの・・・
理想の出産に向けて、選べるようで選べない
無痛分娩での出産を終えて、レポートを書きながら思ったのはこれ。
いろいろな方法があるけど、自分からこうしいてください、ってお願いするわけではなく、選ぶ産院の方針によって変わります。
事前に調べて病院を選ぼうにも、HPには詳細に書いていないことも多く、どんな方法でお産をしてもらえるかは ”運ゲー” な気がします。
それに、妊婦検診に通うことや、急に陣痛が来た時の対応を考えると
住む地域によって選べる産院は限られる・・・
そもそも、すべての病院が無痛分娩をしいているわけではないので、自由に選べる環境にはないなーと思います。
そう考えると、やっぱり私は恵まれていて、
車で15分のところに無痛分娩対応可の産院があったこと、予定日まで陣痛が来ず、計画通りの分娩ができたこと、
何より、夫が理解して応援してくれたことが大きかったです。
事前にかなり調べて、備えもしていたので、トータルで
「我が出産に悔いなし」
できるだけ自然な分娩の方が赤ちゃんに負担がないのかな・・・
計画分娩だと、赤ちゃんの誕生日を決めることになる、それってスピリチュアル的によくないかな・・・
とか。悩むところもありました。
でもやっぱり、生まれた瞬間、我が子の誕生に全力で感動できたこと、
産後、体力回復のスピードが早かったこと、
何より、まじでピークが重めの・・・略 くらいにしか痛くなかったので、出産に対してネガティブな感情がわかなかったこと、など。
実利が多かったように感じます。
あえて自然分娩の方がよかったのかしら・・・と後悔していることを挙げるとすれば、
身内の中で「楽な出産をしたくまちゃん」「難産を頑張って乗り越えた〇〇ちゃん」と、比較してラべリングされてるような気がするくらいです。
ただ、親世代の価値観を変えるのは難しいし、たぶんマタニティブルースで敏感になりすぎてるからなのであまり気にしないように、って思ってます。
(とはいえ、結構気にしてるからレポートに書いて昇華してるんだけど笑)
以上、無痛分娩レポ① 無痛分娩の私説 でした。
②からは、いよいよ出産当日の様子をまとめます!
くまこ
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