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うつ休職中に考えた将来のことつれづれ

休職してそろそろ2か月。仕事に行ける気がまったく起きない。
昔は、休日は昼まで寝ていた。今も、昼まで起床できないし動けない。うつのせいなのか昔に戻っただけなのか、昔からうつ症状だったのか、自分がよくわからない。
でも、長時間寝ても頭痛がしないし、通院していたクリニックの漢方医も「ずっと寝てしまうのは、眠りを体が欲しているからですよ、ゆっくり休んでください」とおっしゃっていたので、ものぐさでだらだらしているわけじゃない、のだろう。たぶん。

洒落にならないほどお金がなくなってきて家なき子になりそうだし傷病手当金は当分出ないので、早く働かないといけないのは重々承知なのだけど、また職場に戻ることを想像すると胸がズンってなる。
心配事があるとうつがよくならないから考えないように、と心療内科の先生もおっしゃるし、私も考えたくない。できればずっと考えたくない。

長いことワープアだった私が、ようやく人並みの生活ができる収入を得られる仕事に就けた。ありがたいことだ。
でも、公私ともに、自分がやりたいとささやかに思っているすらちっともできない。
今までいろんなことをずっと我慢して我慢して生きてきたのに、この先も、いろんなことを我慢して我慢して毎日生きていかないといけないのかと思うと失望してしまう。

転職したこと、コロナ禍になったことで、長年懇意にしてくれていた人たちとだいぶ疎遠になった。身を置いてきた業界をフェイドアウトするのは以前より名残惜しくなくなった。幸か不幸か。
だから今は、新しい人生を探す機会かもしれない。
今の職場では副業が禁止されていることが地味にしんどいのも理由としてある。

外に出ず人と会わずに家でもくもくとこつこつとできる仕事につきたい。納税と食費と住宅費と医療費を心配しなくてすむ収入が得られる仕事。
若いころ、人里離れたところでひとりで引きこもって生きたかった。
さまざまな経験をして、コミュ障を克服できたと思っていたのに、本質っていうのは変わらないものだなあ。巣ごもり生活は全然苦にならないし、飲み会大好き人間だと周囲に認識されていたが、実は飲み会がなくたって平気だった。

子供のころから、人生の夢とか目標とか、人生設計とか、思い浮かばなかった。今もそうだ。具体的なものはなにもない(ついでに、「自分を知るための質問」系も苦手だ)。
ただはっきりしているのは、このままでは、自分の人生がいやになるばかりだということだ。
若いうちはまだ好転できるかもしれないと漠然とでも思えたけど、残り時間もどんどん減っていく。
私は、自分のことが好きな自分でいたい。
逃げかもしれないけど、諦めるとか我慢するとか、そういうものからはもうさよならしたい。

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