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1980/01/14 あの顔はどういう意味があったのか

1980年に夫のクマちゃんが書いた日記を、2018年に妻が読んだときの感想とあわせて更新しています。(経緯はこちらから。)
昨日の日記では、実力テスト一色でしたが
今日は、常に気にしている南さんが登場します。


1月14日(水)雪

とうとう
皆勤賞がダメになってしまった。

7:45 家を出てみると、ゆっくりと走っているバスの後ろ姿が見えた。定刻より2分も早いし雪も降っていて遅れるはずだから、一本前の山上通だろうと思っていた。

しかしその考えが甘かった。そのバスが古川行きだったのである。また不思議なことに次の山上通行きのバスがナント定刻よりも10分以上遅れてきて、次の山上通行きバスと列を作っているのである。

なぜ、古川は定刻よりも早く来て、次のバスは定刻よりも10分以上遅れるのだろう。

それにしても、今日は雪が降っていて、みんな遅れて来るだろうと思っていたら、教室に来てみるとみんな席に着いていて、遅れていたのは、私と正久だけではないか大変ビックリした。


一時間目 社会(倫社と世界史)

倫社は、まあまあできたけれども、世界史が・・・全くわからない。よくて30点悪ければ10点ぐらいだろう。それにしても世界史はなぜ難しいのだろう。もっと勉強して暗気しなければ。

二時目 数学
数学は、一枚目をいっしょうけんめいやろうと思ったが、一枚目もあまりよくわからない。二枚目は、思ったより簡単だった。それでもあまり正確ではないみたいだ。予想点は100点あるかないかぐらいだろう。

数学の時間、冗談半分で一緒に数Ⅲ教科書ガイドを買おうねと言っていたら、今日「ガイド、どうするの」と聞いて来てくれた。大変うれしかった。

出来るなら、二人で一冊の本を買うことができますように。三洋堂へ買いに行ってくれるかな・・・。

昼食の時、後井さんや南さんたちが食べている所になぜかしら、私の入室許可証が置いてあり、後井さんが私にそのことを教えてくれたとき、

南さんが私の方を見て、半分バカにしたような表情で「クマちゃん、とうとうやったのね」という感じで笑っていた。


それにしても、なぜ彼女がそのようにして笑ってくれたのか、私に気を使ってやってくれているのか

多分そうだろう。そのようにされると、その瞬間はうれしいが、後になってやな気持ちがする。難しい問題である。

明日、7:15に好天口まで来いと言われた。定刻通りに行けるだろうか・・・。


最後までお読みいただき
ありがとうございます。

実力テストの結果と同じくらい・・・
いやそれ以上に、南さんの反応が
気になる様子が伝わってきました。

明日の日記は、バレー部の試合の事に終始します。頑張れ、クマちゃん。

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