1980/01/23　私もできるならそのような立場になりたいが、今はなれそうにない・・・。

1980年に夫が書いた日記を、2018年に妻が読んだときの感想とあわせて更新しています。（経緯はこちらから。）

どちらかと言えばパッとしないことが綴られていますが・・・
ハッとするような嬉しいことも・・・

1月23日（金）晴

タケシは、休むと宣言していたので今日は来ないだろうと思っていたら、ナント二時間目の途中から教室に入って来るではないか。大変ビックリした。

話を聞いてみると、昨日酒を飲んで二日酔いで頭がギンギンとしている。なぜ今日来たのか、というと、ルック・ルック・コンニチワのテレビ三面記事を見て、ゲラゲラ笑っていたら母さんが部屋に入って来て「そんなに笑うことができるなら、学校へ行きなさい」と怒ってきたので、しょうがなく学校へ来たというのである。それにしてもタケシは今日1日中頭が痛いと言っていた。

私が聞くつもりで、聞いたわけでなく、なんとなく耳に入ってきたことだが、磯野が正久と映画の話をしていて、それから、磯野が南さんと映画のことについて話していて「いつか一緒にシネマAにでも行ってみよう」とか言っているのである。磯野や正久が大変うらやましい。席が近いミコトもなんとなく誘われていたようだ。
私もできるならそのような立場になりたいが、今はなれそうにない・・・。

ハードルは大変えらいし、難しい。特にカーブの所がなんとかならないものか・・・。

今日の様子では、花ちゃんが高田に手紙を出したようにも思える。いつも大野や江山たちとヒソヒソ話をしていて、特に、何の手紙か知らないが、手紙をみんなで回し読みをしていたからである。これが私の考え過ぎであればよいのだが・・・。常田の行動が気になる。

それにしても、タケシが休むとマチコさんや花ちゃんは心配して聞いてくるし、アノコは話によると大変心配していたらしい。彼は、幸せ者である。

数学Ⅲのプリントをもらったとき、これは不必要と思い、どこかへ捨ててしまって、どこにもない。しょうがないから、ハギジーの所へ行ってもらってこなくては・・・。

バレー部の方は、あまりうまくいっていない。特に川崎や社田とは。

でも薮内がこの私を誘ってくれたときは、言葉に出なかったが、大変うれしかった。アリガトウ。やはり彼はすばらしいヤツである。人数が少なかったので、久しぶりにアタックを打たしてもらった。まあまあうまく打てたので、大変うれしい。球技大会のためにも、少し練習をしておかなければ・・・。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

クマちゃんの不器用なところが、
本当にツボにハマってきました。

明日はどんなことが起こるのでしょうか。