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笑顔で手を振る中国人店員を見て変化を感じたお話

先日、友人に誘われてランチに行ってきました。

指定されたお店が入っているショッピングモールには、他にも沢山の飲食店があります。

そして、それぞれのお店にはメニューを持った店員さんがいます。

以前、こういった店員さんはいるだけで、特に何もしないことがほとんどでしたし、もし声をかけてくるにしても、無愛想でこちらの都合などお構いなしって態度がほとんどでした。

でも、今回は違います。

ほとんどの店員さんが笑顔だったんです。

しかも笑顔で手を振ってくる店員さんまでいました。こんな光景が中国で見られるとは驚きです。

そういえば、少し前も別のモールの店員が笑顔で手を振ってきたことがありました。

でも、その時の笑顔は不自然で無理をしている、もしくは緊張しているのが明らかなこわばったものでした。

しかし、今回の店員さんたちは違います。

自然で穏やかな笑顔で笑いかけてきます。一瞬、この店員さんって友人か知人だったかなと思ってしまったほどです。

中国に引っ越してきて1年ほど経ったあと、台湾へ旅行に行ったときのことを思い出します。

台湾に到着し、ホテルの周りを妻と一緒に散策していました。

するとパン屋さんがあり、その店頭で店員さんが道行く人に声をかけていました。

その様子を通りの向かいから眺めていると、店員さんがわたしの視線に気がついたのか、満面の笑顔で手を振りながら何かを言ってきます。

その笑顔が素敵すぎて、妻に「一瞬であの店員さんのことが好きになったよ」と言いました。

すると妻は面白くもなさそうに「あなた、疲れているのよ」と言ってスルーされました。

そうなんです。妻はいつも正しいのですが、今回も本質をついています。

中国生活は潤いがなく、疲れるんです。

ちょっと話がずれましたね・・・

つまり、中国で笑顔の接客なんて見たことなかったんです。

たまに素敵なお店もありますし、何度か通えば待遇も良くなることもありますが、基本は無愛想な接客がほとんどです。

その中国が長い時を経て変わろうとしています。なんと店員さんが笑顔になりました。

この素敵な笑顔は、わたしが利用したショッピングモールでのみ見られるかどうかはわかりません。

でも、それでも何人もの笑顔を見ることができたのは大きな収穫でした。

わたしはできるなら笑顔で接客というスタイルが浸透していってほしいと思いますが、実際のところどうなっていくのでしょうか。

わたしは接客業の経験はほとんどありませんが、お客さまの前で笑顔を絶やさないというのはストレスにもなりそうです。

それで、店員さんには無愛想でなければ十分なので、無理はしないでほしいな〜なんて思っています。

それにしても、店員さんたちは笑顔での接客などに関するトレーニングを受けているのでしょうか?

中国に出店している日本食チェーン店に勤める中国人友人がいるので、接客に関する社内規定に関して質問してみようと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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