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深圳で暮らすわたしが「どこのもんだ?」と聞かれたらどうしようかなと考えた件

你是哪里的?(どこのもんだ?)って聞かれたらどう答えますか。

以前、相手が韓国人か日本人かわからないとき「韓国人ですか」と聞く中国人のライフハックについて書きました。

では、日本人であるわたしも你是哪里的?(どこのもんだ?)と聞かれたら、「韓国人です」と答えたら良いのでしょうか?

以前、友人に聞いた話ですが「何人?」と聞かれて、とっさに「韓国人」と答えたら韓国語で会話されて困ったと言ってました。

そういう事態が起きることを考えると正直に「日本人」と答えるしかなさそうです。

とはいえ、日本人であるだけで犯罪に巻き込まれる可能性があることを考えると、うかつに自分の背景について話すのはやめたほうが良さそうです。

では、どうすればいいのでしょう。

自分のことを曖昧にできるならごまかしたり、話を切り上げるのも良い方法ですが、いつも上手くいくわけではありません。

そんなわけで、これはという対策方法が思いつきません。

とはいえ「你是哪里的?(どこのもんだ?)」と聞かれる場面はそれほど多くないので、対応を考えることはできます。

まず、タクシーを使わないで、配車アプリを使うというのは良い方法です。

配車アプリを使うと、行き先を言う必要もありません。乗り込むときに携帯電話番号の下四桁を言えばアプリで指定した行き先へ連れていってくれます。

イヤホンをしておけば、会話する気持ちがないことを示すこともできます。ヘッドホンをしていればもっとよいでしょう。

買い物もアプリを使えば玄関先まで荷物を届けてくれます。受け取り時にも会話なんてせず「谢谢!」とだけ言うようにします。

とにかく、できるだけ言葉を交わす場面を減らすことが大事です。

そして、信頼できる友人を増やし、そういう人とだけ親しくするようにします。

加えて、とにかく気のいい外国人として振る舞うのは良い方法だと思っています。

きっと皆さんもそうだと思いますが、わたしもマンションのガードマンや掃除の人と笑顔で挨拶をしますし、ありがとう〜とか言うようにしています。

数週間もすると、向こうから声をかけてくれるようになりますし、親切にしてくれるようになります。

そうなると、日常の暮らしも楽しくなります。そして、憎まれているのではないかとか、嫌われてはいないかという不安を減らすこともできます。

もちろん、こちらが友好的でも、相手が応じないこともあります。

それは仕方がないことです。

しかし、相手が自分のことを遺伝子レベルで嫌っているってことを知るのも大切なことです。

相手を知らなければ、対策をすることもできないからです。

そもそも、こんなことを考えなければならない事態が生じていることは残念なことです。

とはいえ、外国人とはそんなものです。

アウトサイダーであることを認識し、自分にできることはしっかりと行い、自分と家族を守るしかありません。

それは、世界のどこに住んでいてもおなじ事でしょう。多分。

今日はそんなことを考えていました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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