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日本人の都可以は信頼できないと中国人に言われたお話

中国語を話す日本人とコミュニケーションが難しいと中国人に言われました。

その理由が「都可以(なんでもいいよ)」と日本人が言ったので、自分の好きなようにしたら、日本人が機嫌を損ねたからだと言います。

それで、日本人の言う「なんでもいいよ」は(わたしの好きな範囲内なら)なんでも良いよって意味なんだよねと言うと、その中国人は「なるほど!」と笑います。

そして、わたしたち夫婦の間では、なんでもいいよと言ったら相手が提案した内容に反対しないようにしていると言うと、日本人は面白いなと笑われてしまいました。

加えて、日本人は都合が悪いときにはっきり断らないのはなぜかと言います。

都合が悪いとか、別の約束があるので今日は無理と言ってくれればいいのに、すいません・・・と言うばかりで、来るのか来ないのかはっきりしないと言います。

確かに日本語の教科書にも、断るときは「すいません・・・ちょっと」と書いてあるねと説明すると、それは日本では普通なのかと言われます。

わたしは、相手にもよるけど「すいません。その日は都合が悪いです。また誘ってください」と言うかなと続けると、中国人の友人は、その答えなら中国人と同じだと言います。

どうやら、その中国人は日本人とコミュニケーションするときに、返答が曖昧すぎて意味がわからないと言う印象があるようです。

ここまで中国人と話してきて、外国語を学ぶだけではコミュニケーションは難しいんだなと改めて思いました。

日本語で話す内容を、そのまま中国語で話しても、相手に意図を正しく伝えることができないのです。

中国人と話すとき、中国語を使うことだけではなく、中国人が使う中国語表現を使って自分の意図を伝えなければならないってことです。

ただ、これは言葉を学ぶだけではなくて、その使い方やニュアンスを正しく掴むことが関係しています。

そのために、中国語のネイティブとコミュニケーションをとること。そしてちょっとした違和感などを放置せずに調べたり、確認したりすることが大切ではないかと思います。

自分も、中国語をもう少しレベルアップしたいと思っているので、今後も今日のように言葉について、文化について中国人と率直に話し合う機会を持ちたいと思ってます。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日

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