中国でオッサンの会に参加して自由を感じた件と深刻なお話
年に数回、オッサンの会に参加しています。
もともとは、SNSで知り合った仲間と近所みたいだから焼き肉でも食べましょうという軽いノリで始まったものでした。
特にルールってわけではないのですが、相手が自分から話さないことについては深追いしない。仕事のことは話すのは無粋という雰囲気のもと、和やかに会食が進みます。
その後入れ替わりもありますが、来る者拒まず去る者追わずの雰囲気で楽しくやっています。
そして、昨日も久しぶりのオッサンの会でした。
開始時刻は7時だというのに、5時半には集まり始めています。わたしも6時過ぎに到着してビールをいただくことに。
適当に座って、最近の出来事や、気になることなど、皆が自由に話します。
くるくると話題が変わり、突っ込みあり、笑いあり、時には辛辣な意見も飛び交う。この会話の中に、最上級のエンターテインメントがあると毎回感じます。
そして、何者でもない自分でいられる雰囲気も気に入っています。
そもそも、皆さんはわたしが日本語教師ってことは知っていますが、それ以上のことは知りません。また詮索もされません。
このオッサンの会以外でフリーな気持ちを味わったことがないので、この関係を大事にしてこうと思っています。
さて、この会を楽しんでいるのは、わたしだけではありません。大抵羽目を外し過ぎてしまいます。
ただ、わたしは清く正しい不良中年を目指していますし、また次回気持ちよく送り出してもらえるために、昨晩は10時すぎには失礼して帰宅しました。
皆さんが、何時まで楽しんでいたかは・・・聞かないことにしておきます。
それはさておき・・・
お子さんを中国で育てているお父さんたちのお話をお伺いしました。
当然、深圳日本人学校で起きた事件のことも話題になりました。
この事件は、間違いなく一線を越えており、在中国日本人に大きな影響を与えました。
そして一度越えられた限界点は日常になってしまうのではという不安を感じるという意見もありました。
そして、すでに不安という言葉は適当ではなくて、恐怖とかトラウマと戦わなければならない事態に陥っています。
またこの恐るべき犯罪が起きたとき、皆さんがどのように感じ、行動したのかを聞いて涙がこぼれてしまいました。
良く中国は変わってしまったという人がいます。
その通りと思います。そして今後も変化していくでしょう。
そして、残念なことに状況は良くない方に向かっていると感じています。そういった中で、自分はどのように行動するべきかについて深く深く考えて決めることが求められるだろうなと感じてます。
今日は、ちょっとボンヤリとした頭で、そんなことを考えていました。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜