スイカがひと切れ98円で売られているのを見て日本人は可哀想と言う中国人のマインド

日本のスーパーでひと切れのスイカが98円で売られていたらしいです。Xで見ました。

日本らしい風景だと思ったのですが、中国人はそうは思わなかったようです。

その写真に「日本人は可哀想」ってコメントをつけた中国の方がいて、これぞ異文化だなと。そして、異文化を感じたときの反応も異文化だなと思いました。

そもそもスイカが切り分けられて売られていることの、どこが問題なのでしょう。

ひと切れのスイカはおひとり様用でしょうし、これをまさか家族で分けて食べるってこともないでしょう。

半玉とか一玉まるごと購入しても、持て余すという人にとって良いサービスではないかと思います。

さらに、切り分けられて状況が丸見えですので、切ってみたら赤いところがほとんどなかったよってこともありませんので、安心感もあります。

そもそも、日本では美味しくないスイカにあたることはありません（自分調べ）

中国のスイカは切ってみたらビックリってことがあるので、そんな目に遭う中国人は可哀想だなって思ったりはしませんよ（笑

ただ中国人がスイカがひと切れで売られていることに驚くというのは理解できます。

大量に消費することが良いことだと思われています。また何事も大きくて見栄えのするものが良いとされています。

また果物なんて手軽に楽しめる日常品です。そんな日常品を切り売りしている日本。しかもそうしないと購入できないのではと思ってしまうマインドが中国人にあっても仕方ありません。

ただ、そういう感じ方の違いを取り上げて「日本人は憐れだ」とか「中国人は面子ばっかりで本質がない」と下げるのはどうかと思います。

異文化に触れることは素晴らしいことです。

どんな文化にもそれなりの理由があるものです。スイカをひと切れで売ろうと思った店員さんにも明確な理由があるわけですし、イイネと思って購入する人にも理由があります。

また、スイカを買うならまるごとだろうと思う人もいるわけで、それをお互いにケチ臭いとか、浪費が過ぎるとか批判するのはお門違いです。

自分の普通とは違う普通があるのだなと思うくらいで丁度良いのに、なぜかご近所のことを批判したり、比較して優越感に浸ったりする癖があるようです。

適当な距離感を保って、それなりにやり過ごすくらいが丁度良いのではと思っています。

さて、今日の日本語クラス・・・参加者の年齢層も背景もバラバラでして、自分にとってはアウェー感しかない教室です。

ヤレヤレと思うのではなく、今日はどんな新しい発見があるのだろうと思うようにしなきゃと自分に命じております。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜