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すぐ足元にアオダイショウがいてビビった7月の井頭公園

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気温が35度を超える真夏日予想だったし
1時間と決めて歩くのは、メリハリついて楽しかったので
今回は場所を変えて井頭公園です

冬は冬鳥たちを見たさにかなり頻繁に通ってましたが
暑くなってからは久しぶり

一周3kmちかくある公園です
時速3kmで自然観察に出発しましょう!

見つけた昆虫たち

ナツアカネ

歩き始めてすぐに出会ったのがトンボたち
特にナツアカネがたくさん垣根に止まって休んでいます
ナツアカネとは秋によく見る「赤とんぼ」のことですが
まだこの時期は赤くなくて黄色っぽい体をしています

カナブン

そのまま歩き続けると
ぷーんと匂ってくる樹液の匂い
「むむむ。いるはずだ」とニオイの元の木に近づいてみたら
カナブンたちがケンカしながら樹液を舐めていました

カラスアゲハ

あと池のほとりで黒いチョウが水を飲んでいました
黒いチョウは何種類かいますが
今回見つけたのはカラスアゲハという種類
カラスアゲハはただ真っ黒なのではなく
青〜紫色のキラキラが入った素敵な色をしています

普通の黄色いアゲハチョウは案外すばしっこくて
写真を撮ったり観察するのにも一苦労しますが
このカラスアゲハはどんくさいのでゆっくり観察できました

見つけた植物たち

ヘクソカズラ

ひどい名前ですが、かわいらしい花を咲かせます
この花は咲き始め
これから暑くなるにしたがってどんどん元気になります

ちなみに名前の通り歯をちぎってかぐとくさいです
真夏のムワッとした暑さの中でこの匂いをかぐと
「ふっ、今年も夏が来たな...」と思うのです

ヤブラン

1本だけひっそりと咲いてました
花は終わりかけ
ランと名前についてますがユリの仲間です

オトギリソウ

暗い林の中で咲いていました
初夏とはいえ林内は意外と花が少なかったので
花らしい花に出会えるとほっとします

ハナイカダ

葉っぱの上に実ができる不思議な植物
どうしてこんな形になったのでしょう?
当たり前かもしれませんが
花も葉っぱの上に咲くのでまた面白い

ガマズミ

秋になれば赤い実になりますが、まだ緑色でした
次回、行く時には赤く色づいているかもしれません
そんな頃になるとボクの大好きな秋に突入!

鳥たち

カルガモ

井頭公園の池は冬になると水鳥たちで大にぎわいなんですが
今はカルガモしかいませんでした

カルガモは漢字で書くと夏留鴨
夏でも留まるからこんな名前になったのだとか
ちなみに他のカモの仲間は涼しい北の国へ渡って行ってしまいました

シジュウカラ

4〜6羽の群れでいたので
もしかするとファミリーなのかもしれません
親にエサの取り方を教わっていたのでしょう

ゴジュウカラ

カメラを構えた瞬間飛んでいってしまって
見逃してたので自信ないのですが
頭が下向きに木の幹に止まる鳥と言ったらゴジュウカラくらいですので
たぶん間違いはないと思います
ただこの森で見るのはボクは初めてなので
これも自信がないのに追加ポイントとなっています

メジロ

チーチュルチーチュルとさえずりをしていました
春先はうちの近所でもよく聞いたのですが
暖かくなってすっかり姿を見なかったけれど
この公園で暮らしていたようです

サギのコロニー

公園の一番北側に行くと
ギーギーギャーギャー声のうるさい一帯があります
サギたちの団地です
ダイサギやアオサギなどいろんな種類がいたようです

まとめ

時速3kmで進んだ今回の自然観察
立ち止まる時間も多いので
実際は早歩きで歩く場所も多かったです

もちろんもっとゆっくり歩いた方が
いろんな動植物を発見できると思いますが
長い時間いても何も見つからないこともありますし
気温が上がれば動物たちも活動を止めてしまいます

涼しい時間帯にササっと楽しむのが一番です!

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