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ベトナムぼっち旅【3日目】 〜白亜の砂浜のリゾート・ニャチャン〜

Xin chào、熊島です。


ベトナムぼっち旅3日目。
今日はホーチミンを少し離れて、
カインホア省の省都・ニャチャンへ向かいます。

青い海に白い砂浜、椰子の木のプロムナード。
ベトナムのハワイとも呼ばれているニャチャンは、
このベトナム旅行で特に行ってみたかった街なのでとっても楽しみです。

ワクワクする気持ちを抑えながらまずは朝食へ。
僕が泊まったここ、エリオスホテルは
なんと屋上がスカイレストランとなっており、
ホーチミンの街を一望しながら朝食をいただくことができました。

すごい景色…

飛行機は14:05発の便。
お昼まで少しホテルで休憩をして、
それから空港へ向かいました。

空港までの移動手段はもちろんGrabタクシー。
安くて早くてとっても便利です。

無事に国内線ターミナルへ到着し、
待機列に並んでいる時に、とある事件が…

搭乗口前の画面に僕の名前が!?!?

こんなの絶対只事じゃない…
今までの旅行気分は一気に青ざめて、
恐る恐る係員さんへ申し出ることに。

一人の男性係員さんに連れられて、空港内部の検査場へ。そこは一般客は絶対に立ち入ることが出来ないような場所で、事の重大さに気付いてますます不安になります。

怖そうな男の人に「キャリーケースを開けて」と言われ、開けると真っ先にこれを取り出しました。

1個50,000ドン(300円)の銃弾キーホルダー

こちらは昨日のクチトンネルツアーの土産物店で購入した、薬莢を加工して作られたキーホルダー。
安くて格好もよかったので、ミリタリー好きな友達へのお土産に丁度いいかなと購入した物でした。

「これはなんだ」と続けて聞かれたので、購入した時のレシートを見せながら事の経緯を説明。

この時はまだ知らなかったのですが、使用済みの空薬莢だとしてもそれは銃の一部として見なされる様で、
「ここの国内線は良いけど、日本へ帰る時には引っかかるよ」と教えてくれました。

なんとか事情は分かってもらえ、こちらのお土産も廃棄することにして、事なきを得ました。
(今までの人生の中で一番ヒヤッとしました…)

気を取り直して飛行機へ搭乗。

席に座ってほっと一息ついていると、
隣の席の男性から「どこから来たの?」と話しかけられました。

その男性は名前を邦(フォン…?)さんと名乗り、隣に奥さんも連れていて、新婚旅行で中国からベトナムへ訪れたとの事でした。
若い学生がたった一人で旅行してる事に興味を持ってくれたらしく、また、お互いの泊まるホテルも近かったので、フライト中ずっと談笑していました。

カムラン空港からニャチャン市街中心部は30キロほど離れており、僕はシャトルバスを使って行く予定でしたが、
邦さんが「バスは時間がかかるから」と予め予約していたらしいタクシーに乗せてくれました。

僕が泊まるホテルの近く降ろしてくれて、別れ際にお互いのインスタを交換し、ホテルへ向かいました。

今夜泊まるホテルは

「リバティ・セントラル・ニャチャンホテル」

ニャチャンビーチの目の前に位置しており、プールやマッサージなども付いている四つ星ホテルです。

部屋からは海が一望

こんなに素敵なホテルがたったの5,000円で泊まれちゃうなんて、ベトナムは夢の国ですね。

そろそろ夕飯時だったので、どこかご飯を食べに行こうかなと考えている所に、邦さんから晩御飯を一緒に食べないかとお誘いが来ました。

これも何かのご縁なので、邦さん夫婦と一緒にご飯を食べました。場所はLai BBQ & HẢI SẢNと言う海鮮料理屋さん。もちろんサイゴンビールも。

邦さんと賑やかな晩酌

旅行のことや、将来のことなど、つい数時間前に出会ったとは思えないほど楽しく酌み交わしました。
「旅」が持つ、人と人とを引き寄せる不思議な力を、このニャチャンの夜の街でしみじみと感じました。

帰りにはお店のおばあちゃんがおっぱいアイスのような物を僕たち3人くれて、ちゅーちゅー吸いながら帰りました笑。

邦さんがビーチの方に寄って行こうと言うので夜のニャチャンビーチへ。

波の音に包まれながら浜に絵を描いたり、貝殻を拾ったり、思い思いに夜の海を満喫しました。

邦さん夫婦の泊まっているホテルの前まで歩いて行き、惜しみながらもここでお別れ。
お礼と握手を交わして僕はナイトマーケットの方へ向かいました。

ナイトマーケットで可愛い巾着やポーチがあったので衝動買い。帰りはベトナムで有名なファストフード、バインミーを食べながらホテルまで歩きました。

素敵な出会いがあった3日目でした。

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