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音色が想いを届ける。かなでのお祭り。

儚い音色を奏でる風鈴。かなでのお祭り。

音色に願いを込めた縁結び祈願祭かなで。
境内では、風鈴が涼やかな音色を奏で、短冊に込められた思いが境内に満ち溢れます。神事では、お神楽が奏でられ、ご参拝の皆さまの想いを神さまに届けます。

杜に響く儚い音色。境内に飾られた風の音風鈴。

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■かなで期間 6月1日(月)~9月30日(水)
 風の音風鈴が皆さまをお迎えします。
■参拝可能時間 午前9時から午後5時まで
■かなでの神事(縁結び祈願祭)
 小暑 7月12日(日)
 立秋 8月16日(日)
 白露 9月20日(日)
 午前11時より。初穂料5000円希望者のみ。
 事前申込み可能です。
■お下がり 風の音ふうりん、かなで結び
(神事参列者限定のお守り)

風の音に想いを馳せる。

「君待つと わが恋ひをればわが屋戸の 簾動かし 秋の風吹く」

額田王が天智天皇を想い歌った歌です。

あなたを恋しく待っていると、家の戸口の簾を動かして秋の風が吹いてきます。秋風のわずかなそよぎを、愛する人の訪れだと勘違いしてしまい、胸をはずませてしまう儚い想い。風の音に想いを馳せた万葉集の名歌として知られています。古来より人は、風のそよぐその音にそえ、想いを託し祈りを捧げてきました。

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神さまを招く鈴の音。

神社にお参りにいくと、お賽銭箱の上に大きな鈴が取り付けれているのを目にします。もしかして本来の意味をよく理解せず、なんとなく鈴を鳴らしてお参りしている人もいらっしゃるかもしれません。神社に鈴がある本来の意味は、お参りする前に清々しい鈴の音色によって自分自身を祓い清め、神さまをお招きする。鈴を鳴らすことには、そんな意味が込められています。神社で奏でられるお神楽や巫女舞で使用される神楽鈴も同様の意味合いと考えれています。

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お神楽とオトの力。

その昔、「神楽波」を「さざなみ」と読んだといわれます。
昔の人は、もしかしたら、神楽の心地よい音色に穏やかな波の様子を重ねたのかもしれません。神さまを招くために奏でられるお神楽の音色。
それは、華やかに、厳かな音を奏で、祈りを込めて捧げられます。

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日本最古の最も尊いお神楽。

熊野大社のお神楽、太々神楽(だいだいかぐら)は古く伊勢の神宮で最も尊いお神楽とされ、一般の方の目に触れることはありませんでした。
当社に伝わって以後伝授を禁じられたため、当社だけに伝わるお神楽となりました。凡そ、100年余り大切に守り奏でられてきたお神楽が「かなで」の神事で奉納されます。

熊野大社 太々神楽 倭舞(やまとまい)

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熊野大社 太々神楽 人長舞(にんちょうまい) 

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熊野大社  蘭陵王の舞(らんりょうおう) 

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熊野大社  胡蝶の舞(こちょう) 

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期間限定のお守り 御朱印

かなでのお祭り期間限定(6月1日~9月30日)のかなで守り。
大切な人に想いが届くように、期間中に境内で奏でられる美しい風鈴がデザインされています。縁結び、心願成就のお守りとしてお分けしています。
初穂料(料金) 800円

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かなでのお祭り期間限定(6月1日~9月30日)の御朱印。
初穂料(料金) 500円

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お申し込みは下記URLよりお願い致します。

お守りの郵送はこちらからお願いします。

東北の伊勢熊野大社。日本で初めて結ばれた夫婦の神様をお祀りしています。「あなにやし、えをとめを」「ああ、なんと素敵な女性だろう」明るく清らかなで素直な言葉。それは、神話の中で、日本で初めてのプロポーズとして伝えらえています。



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