014.ランチェスター戦略から学んでみて
今日も今日とて、朝活
今朝はミスドでお勉強です
朝7時台だと人がいなくて静かなので最高です
大好きなコーヒーのおかわりも無料なので
長時間作業にはもってこいです
今はソーシャルディスタンスを保つために
席数を間引いているため、他のお客さんが
増えてきたら退店しています
多くの人が店を利用できるように
迷惑が掛からない朝活に徹したいと思う今日この頃です
今回は、ランチェスター戦略のまとめ編です
1.押さえるべき3つのポイント
この本で重要だと感じたポイントは
① 市場での自身の立場(強者or弱者)を把握すること
② 市場や製品の成長性を事業の拡大・縮小・撤退の判断をすること
③ 自身の立場にあった戦略を練ること
の合計3つ
全然関係ないですけど、これって就職活動に近いですよね
①=自己分析
②=業界(企業)研究
③=面接対策・ES対策 等…
ビジネスを何か別のものとして、特別視するのではなく
身近なことに置き換えると、さほど難しいことではない気がします
自分自身も似たようなことを大学4年時にしていました(笑)
ただ、
『頭ではわかっている』
『分析した結果、良いアイデアが生まれている』
だけでは、意味がないです
最後に勝つのはアイデアを形にすることが出来た人です
シリコンバレー界隈では
アイデアのシェアが頻繁に行われていて
それを具現化するメソッドを誰が先に生み出すかを
競っているそうです
アイデアを考えた人もすごいし
そのプロセスも大事だと思いますが
何よりも大事なのは結果
シビアな世界です
さあ甘えてばかりではいられません
熊野筆だから、伝統工芸だからと言って
現状に居座り続けることは出来ません
2.熊野筆の現状を考える
日々の積み重ねの重要性を説くこの画像
何も考えないより、考えたほうがいい
考えたからには行動したほうがいい
行動するからには続けたほうがいい
続けるからには、結果が残せるように努力したほうがいい
私は生まれ変わります
一般的な熊野筆メーカーを例にとって、
先ほどの3つのポイントに当てはめてみます
2−①市場での自身の立場(強者or弱者)を把握すること
弱者だと思います。
昨今の脅威としては、ダイソーなどで安価な類似品が
手に入ってしまうこと
全国展開で流通に強みがあるチェーンを通じて
ユーザーは類似品を本物より先に試すことができるのです
実際に商品を試してもらう機会があれば、
品質の違いは誰が見てもわかると思いますが
脅威はこれだけではありません
上には、ブランドが確立され一部ユーザーに
コアなファンを持つ高級熊野筆メーカーもいます
立場的には、板挟みの状態です
一言断っておきますが
中には、安価な製品のOEMを受け
儲けている企業もあると思うので
どっちが良い悪いの文脈ではありません
2−②市場や製品の成長性を事業の拡大・縮小・撤退の判断をすること
化粧関連の国内市場に関しては年々増加傾向にありましたが
今年度については何らかの影響を受けることは間違いありません
また、コロナ下での面白い発見をされている調査があったので
紹介させていただきます
外出自粛の影響もあって家にいることが増えたのか
メイクへの関心が2020年4月に下がっていることがわかります
一方で、化粧水検索ユーザーに関しては横ばいが続いている
また、マスクをしていて肌が荒れたという人もいるようなので
スキンケア関連の商材の需要は今後伸びてくる可能性があると思います
これだけでは何とも言えませんが、マスク生活はしばらく続きそうですからね…
メイク道具としての熊野筆はコロナによりブレーキが踏まれるかもしれませんが
スキンケア用品としての熊野筆にとっては一部追い風になるかも
(洗顔ブラシとかね!)
忘れてはいけないのが書道
熊野筆のルーツですね
こちらに関しては、市場は縮小傾向
街の書道教室が減っていることから、書道を習う人も減っていそう
書道の凛とした空気の中で無になれる感覚が好きなのですが…
まずは書道の良さを再認識してもらう必要がありそう
新規参入するにはどうなんだろう?と言った感じ
2−③自身の立場にあった戦略を練ること
ここまで来たら、弱者として
高級筆メーカーと安価で流通する超汎用品との
棲み分け戦略を立案し、愚直に実行していくのみ
最初から価格で差別化をしようとすると
ジリ貧な気がするので、商品での差別化を
その1つがパターンオーダーという考え方
ありそうで無かった商品で牙城を崩す作戦です
着目したのは、DIYの普及
自分で作ったモノには既製品以上の愛着が湧くはずです
製品をユーザーと一緒に作り上げていく、
作り手と消費者がストーリーを共有することができる
という点でも、他者との差別化ができれば面白いのでは?
少しずつですが、整理されてきた気がする…!
半沢直樹見たいので、今日は一旦ここまで!
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