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昭和世代って宇宙が大好きだよね

「はやぶさ2帰還カプセル展」を見に行った時に思ったことがもう一つ。

なんか、子どもが少なくない⁇

「宇宙好き」といえば子どものイメージ。
イベント自体、子ども向け宇宙教育の一環だとばかり思っていたけれど、来場者のうち、ぱっと見で子ども(小中学生以下)は1割前後。
ほとんどは私と同年代の昭和世代のようだった。

どうしてなのか気になって、仮説を立ててみる。

仮説その1.昭和世代はアニメや映画の影響で宇宙好き
ガンダム、マクロス、999、スターウォーズ、水曜スペシャルの宇宙人特集。昭和は宇宙ブーム真っ盛りだった。
スペースシャトルの打ち上げのニュースを見ながら、自分が大人になる頃には宇宙旅行とか行けちゃうのかな?と妄想してたなぁ。

仮説その2.現実の宇宙開発は地味だから
ロケットや探査機には、アニメに出てくるロボットや大型宇宙船のような、子どもを引き付ける華やかさはないか。
スペースシャトルはカッコよかったけど、あえての飛行機形状なのはビジュアル重視が理由だったりして。

仮説その3.そこそこ知識がないと、面白みが分からない。
無人探査機が宇宙空間を移動して目的地に行ってちゃんと帰ってくるのもすごいし、持ち帰ったおみやげを地上でちゃんと回収できる技術もすごい。大人なら、たとえ科学シロウトでも先端技術の結晶だということは想像できる。
はやぶさ2のニュースに、日本も頑張ってるなぁと誇らしい気分になったり、まるで遠方で生活する我が子を見守るかのような感覚を覚えるのも、年齢や経験によるものかもしれない。

仮説その4.少子高齢化しているから。
ローカルの人口データを見てみたら、1980年の年少人口は2割を超えていたけれど、2020年では1割前後。年間出生数もはほぼ半分に近づいている。
改めて数字を見ると、ホントに子どもが減ってる。

仮説その5.今の子どもは塾や習い事で忙しいから。
特に土日は空いてる子の方が珍しいくらいだもんね。

ちなみに親の趣味に動員されたうちの子に聞いてみたところ、「子どもは家でゲームしてる方がいいからでは?」という返答だった。

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