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2022年4-6月

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2022年4-6月に投稿した記事
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記事一覧

月例落選 短歌編 2022年7月号

このところ落選ばかりだ。投稿したものを読み直してみたが、良い歌を詠もうという意志が感じら…

熊本熊
1年前
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月例落選 俳句編 2022年7月号

このところ落選ばかりだ。投稿したものを読み直してみたが、良い句を詠もうという意志が感じら…

熊本熊
1年前
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蛇足 『大工道具の歴史』

木工教室に通ったことがある。陶芸を習い始めて何年か経った頃、陶芸作品を収める箱も作ろうと…

熊本熊
1年前
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村松貞次郎 『大工道具の歴史』 岩波新書

先日、復刊された岩波新書の『沖縄』を買いに丸善に寄ったとき、たまたま目に入って一緒に買っ…

熊本熊
1年前
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和田誠 『お楽しみはこれからだ 映画の名セリフ PART5』 国書刊行会

こうして熱心に愛蔵版を予約購読しているが、元の「キネマ旬報」という雑誌は読んだことがない…

熊本熊
1年前
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大江健三郎 『沖縄ノート』 岩波新書

先日、丸善で岩波新書の『沖縄』を買う時に、たまたま目についたので一緒に買った。もともと小…

熊本熊
1年前
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蛇足『口訳万葉集』

本の解説が面白かったりする。『口訳万葉集』も下巻の夏石番矢の解説が興味深い。夏石は巻第十五の遣新羅使の歌を取り上げている。遣隋使や遣唐使は学校の教科書にも載っているが、外交は中国だけが対象ではなかった。その手前の朝鮮半島にも派遣されていた。但し、『万葉集』に掲載されている歌が詠まれた時期の新羅と日本との関係も現在同様かなり険悪だったらしい。それはともかく、夏石は日本の国生み神話と遣新羅使の航路の重なりに注目している。 『万葉集』は国家事業として編纂されたものだ。特定の個人や

折口信夫 『口訳万葉集(上中下)』 岩波現代文庫

岩波文庫の『万葉集』は何年か前にボックスで買った。しかし、そのままだ。詩とか歌を読みなが…

熊本熊
1年前
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月例落選 短歌編 2022年6月号

このところ落選ばかりだ。神仏に縋ったほうがいいかもしれない。というわけで、見出しの写真は…

熊本熊
2年前
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月例落選 俳句編 2022年6月号

このところ落選ばかりだ。これは非常事態だ。というわけで、見出しの写真は消防署にした。最後…

熊本熊
2年前
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比嘉春潮・霜多正次・新里恵二 『沖縄』 岩波新書

青版の限定復刻。初版は1963年1月25日発行なので、執筆されたのは私が生まれた1962年だろう。…

熊本熊
2年前
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岡野弘彦 『折口信夫の晩年』 慶應義塾大学出版会

本は積んでしまうと行方不明になる。この連休に家の中の整理をしていたら出てきた。先日、同じ…

熊本熊
2年前
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蛇足 『お楽しみはこれからだ 映画の名セリフ PART4』

前回書いたように、PART3までとは違って、本書には個々の作品だけでなく、監督や俳優を取り上…

熊本熊
2年前
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和田誠 『お楽しみはこれからだ 映画の名セリフ PART4』 国書刊行会

『PART3』を読んだときに、もういいかなと思ったのだが、既に本書を予約注文した後だったので手にすることになった。予約しておいてよかったと思った。尤も、予約しなくても普通に書店で買うことができるとは思うが。 取り上げられている作品の時代がだいぶ近くなって1970-80年代のものが多くなり、観たことはなくてもポスターとかチラシに見覚えのある作品があって、本書自体がこれまでのシリーズよりもなんとなく身近に感じられるのが良い。文章も読みやすくなっている気がする。と、思ったら「あと