よんごひんご⭐︎くま

九州島の南に住んでます。 自分のルーツ探しをしつつ見つけたネタなどをつれづれと書きます…

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九州島の南に住んでます。 自分のルーツ探しをしつつ見つけたネタなどをつれづれと書きます。 鹿児島(宮崎)に所縁のある「隈元さん」「松本さん」、この記事見たら連絡ください。 一緒にご先祖探ししてください。 毎回、5分程度で読める分量で書いていく予定です。(毎週金曜更新予定)

最近の記事

妄想列車 〜敗北・・・orz〜

こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 神武天皇が即位したと言われる 『辛酉年、庚辰の日が元旦だったのはいつ?』 を計算して調べようとエクセルと向き合っていたこの1週間。 紀元前になるとなかなかうまく計算できず悩む日々 そして・・・悲しい事実をWikipediaに発見! えっとぉ、わざわざ計算しようとする必要なかった? 悲しいです。(†〇†) 気を取り直して・・・ 干支的には、紀元前660年に神武天皇が即位したことになりますが、 そうなると歴代天皇は超超超ご長寿とい

    • 妄想列車 〜十干十二支?〜

      こんにちは、よんごひんご⭐︎くま です。 前回、2倍歴&4倍歴の複合技から神武天皇の即位は2世紀(西暦134〜148年)頃ではないかと妄想したわけですが・・・ 日本書紀には、『辛酉年春正月庚辰朔』に神武天皇は即位したことになってます。 って、いつのことですか? というか、なんて読むんですか? ということで、調べてみると・・・ 『十干」(じっかん)と『十二支』(じゅうにし)という、ものの組み合わせらしい。 で、もともとは『陰陽五行説』という中国発の思想を年月日に当てはめたもの

      • 妄想列車 〜古代天皇の即位期間の妄想〜

        明けましておめでとうございます。 今朝犬が逃走を図り、体を張って阻止するも 突き指した よんごひんご⭐︎くま です。 左手中指の突き指って、キーボード打つのにすんごい不便ですね・・・ なので、今回は文字量少なめに・・・ その代わりに表を乗っけます。 結構時間かけましたw 妄想の結論から言います。 初代:神武天皇〜14代:仲哀天皇 / 四倍歴 15代:応神天皇〜安康天皇 / 二倍歴 16代:雄略天皇〜 / 普通に計算 と、妄想していた倍歴の設定は、 『別の設定(2倍歴 /

        • 妄想列車 〜東征の時期を妄想する〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 出張やらインフルになってみたりと・・・すっかり更新ができていません>< さて、 ・天孫降臨の地はどこなのか? ・高天原とはどこなのか? などを妄想するにあたり、もう一つ 『神武東征はいつ頃の話・』 を妄想してみたいと思います。 記紀を読んでみると、初期の頃の天皇の在期間がとっても長いことがわかります。 上記はほんの一例ですが・・・ 在位50年以上は当たり前状態。 ちなみに、縄文〜弥生時代の平均寿命は14.6歳といわれ、古墳時代もほ

        妄想列車 〜敗北・・・orz〜

          妄想列車 〜天孫降臨の地について妄想する その2〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 前回に引き続き「天孫降臨の地はどこ?」について、妄想していきます。 とあるとおり、瓊瓊杵尊が天降ったのは「竺紫の日向」で、「高千穂のくしふるたけ」になります。 まず、『日向』について・・・ 「ひゅうが」「ひむか」「ひなた」いろんな読み方がありますが、素直に考えると宮崎県の旧国名「ひゅうが」が該当しそうです。 確かに『竺紫の日向』を「竺紫島(九州島)の日向」と考えると、他に該当しそうにありません。 しかし、『竺紫の日向』を「竺紫(現:

          妄想列車 〜天孫降臨の地について妄想する その2〜

          妄想列車 〜天孫降臨の地について妄想する〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 今日はいきなり表題の件について切り込みますw まずは、古事記の天孫降臨の部分を抜粋。 漢字ばっかりで訳わからんです。 前半部は、八尺の勾玉・草薙剣を携えた邇邇芸尊とその同行神の紹介コーナー。 で、後半部(引用文の太線部分)で、どんな場所に降り立ったか記述してます。 ざっくり意訳してみると・・・ さて、 『向韓国、真来通笠沙之御前而』 この原文、どう理解して良いか、正直「?」 『笠沙の岬から探しに探して、韓国に面した』 と、前後逆に

          妄想列車 〜天孫降臨の地について妄想する〜

          妄想列車 〜倭人って? その3〜

          こんにちは よんごひんご⭐︎くま です。 前回から引き続き、私が思う記紀の『?』ポイントをつらつらと書き出してみようと思います。 まずは、古代中国への朝貢(前回のおさらい) 中国の史料には倭国朝貢の記事が載ってるのに、記紀にはない『?』ポイント ① 1世紀に、倭奴国が後漢から金印をもらった。(垂仁天皇の御代) ② 3世紀に、卑弥呼が魏に朝貢した。(仲哀天皇〜応神天皇の御代) ③ 倭の五王が宋に朝貢したのは、5世紀(421〜502年)。  (允恭天王〜武烈天皇の御代) *ち

          妄想列車 〜倭人って? その3〜

          妄想列車 ~倭人って? その2~

          こんにちわ よんごひんご☆くま です。 仕事が忙しいのを言い訳に、先週の投稿を忘れてましたw 前回、倭人は太伯の後裔だったという史料があると書き、 松野連にもちょこっと触れました。 松野連とは、新撰姓氏録という日本の史料に出てくる古代豪族です。 さて、新撰姓氏録とは9世紀前半に編纂された古代史族の名鑑になります。 新撰姓氏録では、 1 皇別 / 神武天皇以降に天皇家から別れた豪族 2 神別  (1)天孫 / 瓊瓊杵尊から3代の間に分かれた子孫  (2)天神 / 天孫降臨に

          妄想列車 ~倭人って? その2~

          妄想列車 〜倭人って?〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 そもそも倭人ってなんでしょう? 倭は、『わ』とも『やまと』とも呼んだりしてますが 私たちにとっては『倭』=『日本』ですよね? 実は古代中国にも『倭』と呼ばれる人々がいたようなのです。 紀元前500年頃の古代中国(春秋戦国時代)に呉という国がありました。 成立した時代は不明(紀元前10世紀頃とも)ですが、『周王朝』の王子太伯が建てた国と言われます。 3兄弟だった太伯は、三男の季歴が一番優秀なので次男と共に三男に国を譲って出奔。長江沿

          妄想列車 〜倭人って?〜

          妄想列車 〜隋書倭国伝その1〜

          こんにちわ、よんごひんご⭐︎くまです。 今回は違和感少なめの絵をAIさんが描いてくれましたw で・・・話を戻します(?)。 散々っぱら、辛島さんは渡来人って書いてますが、本当なのでしょうか? 実は面白い史料があって、今回はその史料「隋書倭国伝」をば紹介したいと思いおます。 「隋書倭国伝」はその名前の通り、隋の国の歴史書です。 聖徳太子が小野妹子を遣わせて、 『日出ずる処(ところ)の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや云々』 って書いた国書で、帝をぶちぎらせたしまったあ

          妄想列車 〜隋書倭国伝その1〜

          妄想列車① 〜香春を出発〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くま です。 隈元さんのルーツ探しから酒井勝に辿り着き、古代辛島さんまで辿り着いた(?)わけですが、辛島一族とはどんな一族だったのか? 色々な文献を見ていくと、古代日本の香春付近に根を下ろした渡来人だったようです。 文献(説)によってそのルーツは、『秦氏』『新羅系』『五十猛命の子孫』など、いくつかあります。 一体どれが正解なのかは、正直なところわかりませんが、 五十猛命は素戔嗚尊と共に新羅から出雲に渡ってきたと日本書紀にあることから、 当時の先進

          妄想列車① 〜香春を出発〜

          妄想列車 〜宇佐神宮〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 その昔、宇佐神宮の祭神の配置が怪しいってことを書きましたが、 今回は、宇佐神宮の謎(都市伝説)と妄想を書いてみようと思います。 さて、謎(都市伝説)とは、 『宇佐神宮の本殿は、古墳の上に建っている!』 というものです。その根拠は3つ ① 石棺が発見されたらしい説 現在の宇佐神宮は、8世紀に建立されたと考えられており、これまで幾度なく改修が行われております。 近年では明治期と昭和初期の2回。 この時に大きな石棺が2つ発見されたらしい

          妄想列車 〜宇佐神宮〜

          辛島一族の謎 〜妄想列車途中下車その2〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 さて、古代日本(九州)にやってきた辛島氏について、もう少し調べてみます。 辛島氏を調べていくと、「宇佐八幡」「香春神社」というキーワードに辿り着きます。 で、その内容を大雑把にまとめるとこんな感じです。(本当に大雑把なので、怒らないでください。) と、このような状況から、辛島氏とは 加羅(朝鮮半島)経由で日本にやってきた渡来人で、 現在の福岡県田川郡付近に定着したあと、 宇佐方面にその勢力を伸ばしていった一族だったと考えられます。

          辛島一族の謎 〜妄想列車途中下車その2〜

          辛島氏についてもう少し調べてみる 〜妄想列車途中下車その1〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 8世紀初頭日向国から別れる形で成立した大隅国。 そして大隅国設立とともに、隼人の大和化政策の一環として豊前から移民が行われます。 しかし、辛島一族の系図を見る限り、大隅国設立以前にその勢力を南九州に伸ばしていたと考えられます。 何だか不思議な事になっていることが、前回まででわかりました。 そこで今回は、辛島氏とは何者なのかをもう少し調べてみます。 まず、辛島氏とは宇佐神宮の神職を司る家系で、8世紀頃まで神職の中でも、女禰宜(めねぎ

          辛島氏についてもう少し調べてみる 〜妄想列車途中下車その1〜

          九州の北と南 〜妄想列車出発進行〜

          こんにちは、よんごひんご⭐︎くまです。 酒井勝(さかいのすぐり)のルーツは新羅系加羅渡来人もしくは隼人にあるっぽい事がわかってきましたが、 一度整理のため、 『新羅系だとした場合、どの様な時期に南九州へやってきたのか』 を考えてみたいと思います。 考えるにあたり ① 続日本記の記事 ② 辛島氏の伝承 について、簡単にまとめてみます。 ① 続日本記の記事 大和朝廷になかなか従わない隼人に対する勧導政策として、大隅国設置の翌年(西暦714年)に豊前から大隅国へ移民が行われてい

          九州の北と南 〜妄想列車出発進行〜

          勝とルーツ その1〜妄想列車出発編〜

          こんにちわ よんごひんご⭐︎くま です。 前回まで鹿児島県史料から、 鎌倉後期に1st隈元の為助さんを探し出し 元々隈元さんは酒井氏であることが判明しました。 そして、鎌倉初期に酒井氏に婿入りした奉季さんが 非公式藤原さんだったらしいことが判明。 そこから、我が家の口伝につながる妄想系図を作ったわけなのですが・・・ 本来のルーツである酒井さんについて調査を開始します。 まずは、系図のスタートから奉季の前の代『奉直』までの4代について、さくっと書き出してみます。 さて、初

          勝とルーツ その1〜妄想列車出発編〜