合同会社設立に向けて。
2023年11月。しばらく温めていた合同会社設立に向けて本格的に動き出した。
早くやったほうがいいのだろうなぁと思ってはいたのだけど、ちょっと思うところがあって、こんな時期に。
やっておけばよかったという後悔を最小限にするために今動いているわけだけどその思うところってのを備忘録として残しておこうと思う。
会社設立にかける思い
会社設立にあたって、本当は春前くらいから会社作りたいなーなんてことは考えていた。
それでもここまで行動が長引いたのは自分の行動方針というか、どんな事業で、どんな目的で法人としてやっていくのかもやもやが続いていたから。
自分は作業療法士という医療職を十数年続けてきたのだが、その中でこのままではいけないという漠然とした不安から、ホームページ制作やプログラミングスキルを独学で身につけてきた。
たくさんの知識やスキルを身につけていく中で、器用貧乏な状態になっているのを感じ、どんな方針で法人化したらよいのか、そもそも法人化するメリットはあるのかというのを悶々と考えては日々がすぎるのを繰り返していたのである。
会社を作って自分の名前や実績を世界に轟かせたい!
上場して有名になりたい!
といった思いはあまりなく、つまりそれって熱量が足りないのか?とも思っていたのである。
会社が目指す未来
会社が目指す未来は上場とか、大きな利益とかそういったアグレッシブなものではないのだろうなぁというのは薄々思っていた。
じゃあ法人化することでのメリットというか未来を考えると『節税方法としての法人』という考え方があることもしり、そういった活用もうまくしていけたらいいのかななんてことも考え始めていた。
ただ、一般には年収800万円とか900万円くらいが法人成りする目安とも言われている中で自分はそこのラインには届いてなかったので、じゃあ目安通りに法人化しないほうがいいのか?
でも経費にできる範囲も違うし、一概に目安だけで判断はできないよな
なんていう考えもあって、起こってもいない未来をあれこれ勘定していたのだ。(これはほんと悪いくせだと思う)
合法的な節税方法としての会社に未来はあるか
合法的な節税方法としての会社というものに未来はあるのかと言われれば、うまく立場を使っていくほかないのだと思うけど、自分にとってはまずそういった使い方でもいいのかもと思い始めていた。
これまでを振り返ると、収益=生活費として使われることも多く、お世辞にも余裕がある生活ではなかったので、どうにか打破できる方法はないか(もちろん業務本体を頑張った前提ではあるが)と模索していた。
それでも会社を作りたいと思った理由
それでも今回、法人設立に向けて動き出したのは、自分がこれから頑張っていく方向性と、なんのために法人化するのかというのが言語化できてきたからというのが大きい。
いろんなスキルを身につける中で、特にプログラミングにハマった。何時間でも、寝食忘れて取り組めるものだと思った。
世の中にすごいエンジニアとかプログラマーはたくさんいて、そこにはかなわないかもしれないけど、自分の身の回りの人にプログラミングの良さや素敵さ、便利さは商品とかサービスを通じて伝えられるかもしれないと思った。
プログラミングは今を豊かにして未来を作ってくれるものだと思っていて、そこに自分の熱量はそそげるので、そういった部分で法人化するのはアリなんだという結論に至った。
あとは、今いる自分の家族に対してただのフリーランスとして過ごすよりも会社を持って一法人の代表として取り組んでいるという姿を見せたほうが子供たちにとってもかっこいい父ちゃんになれるのではないかという思いもあり、法人設立に動いているわけです。
勝つための戦いではなく守るための戦い
こんな思いで会社を作っていこうと思っているもんだから、大きくしたいというよりも、自分の手が届く範囲の方々に誠実に着実に良さを伝えたいという思いが強い。
そして、法人とは言いつつも一人法人なわけなので、家族をしっかり守っていく、つまり節税にも心がけながら可処分所得をしっかり作っていくように動いていくという守りの目的も大きい。
きっとトラブルいっぱい、うまくいかないこといっぱいだと思うけど
会社設立したことで、『プログラミングを通じて生きていく』という覚悟がしっかり決まるので、頑張っていこうと思う。
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