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cectne9
8月3日はハサミの日
「エドワード、は、ハサミが!」大声を出してエドワードこと江藤の前に来たのは、長い金髪を靡かせながら走ってきた英国人ジェーン。
「どうしたんだ」江藤は対照的に冷静だ。「ほ、ほら」ジェーンはハサミを江藤に見せる。
「ハサミがどうしたの?」見るとハサミがふたつに、バラバラになっていたのだ。「ハサミが壊れたのか、これすぐにいる?」
「う、うん」ジェーンは何度も頷く。
「買いに行くしかないか」、江藤は外を見る。強い日差しの晴れ間、おそらく5分と経たないうちに汗だくは確実。
「出たくないな。あ、もしかして」江藤は何かを思い出す。ジェーンからバラバラになったハサミを受け取る。
「とりあえずはめ込んで」とハサミの要に力を入れるとハマった音がして、ハサミがつながった。
「とりあえず、今度新しいの買いに行くか」とハサミをジェーンに返す。
「サンキュー!エドワード」とジェーンは江藤に抱き着つくが、ハサミの先が江藤の首近くに迫り。
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