あまり多く摂取してはいけない栄養素とは
記者 三山熊裕 報道
摂取し過ぎると体に悪影響を及ぼす栄養素
(1) ビタミンD3
通常、食品から摂取するビタミンD3は毒性はありませんが、ビタミンDのサプリメントを過剰に摂取すると毒性が出てしまうことがあります。
例えば、高カルシウム血症(血中脂質にカルシウムが多く含まれている状態)や高カルシウム尿症(尿中カルシウムが多く含まれている状態)などが挙げられます。
また、ビタミンD3を摂りすぎると、心臓や血管の組織にカルシウムが沈着し、体にダメージを与えてしまいます。
そのため、ビタミンDのサプリメントは1日に10~20マイクログラムを目安に、25グラムまでなら問題ありませんが、過剰摂取は長期的には体に悪影響を及ぼします。
(2) カルシウム
中高年の方の多くはカルシウム不足に悩まされることになりますので、カルシウムの補給は誰にとっても非常に重要です。
サプリメントを摂取する上で注意したいのは、日々の食生活の中では、人それぞれ構造が異なり、カルシウムの摂取量も違うということです。カルシウムは1日に500~600mgの人もいれば、800mgや1000mgの人もいますが、食事量が少なければ、カルシウムタブレットなどのカルシウムの栄養素で補うこともできます。
カルシウム補給の上限は2000mg、つまり1000mg~2000mgの間に補う必要があり、2000mg以上の場合は2000mg以上ではなく、体に何らかのダメージを与えることになりますので、長期的にカルシウムを摂取しすぎると腎臓結石の原因になりますので、カルシウム補給には注意しなければなりません。
(3) ビタミンA
ビタミンAはサプリメントで摂取する際に過剰に摂取してはいけませんし、過剰に摂取してしまうと吐き気や嘔吐、めまい、めまいなどの副作用を引き起こすこともあるので、パッケージの説明書に沿って摂取することが大切です。
記者 三山熊裕 報道