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木の幹を上下移動する野鳥 ゴジュウカラ
シジュウカラからコガラまでのカラ類の次のカラ類は、ゴジュウカラです。但し、これまで取り上げたシジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラは、シジュウカラ科であったのに対して、ゴジュウカラはゴジュウカラ科になるます。厳密にカラ類が定義されていないので、一般的にゴジュウカラはカラ類の仲間のようです。
ゴジュウカラを漢字で表すと「五十雀」。名前の由来は、「シジュウカラに似ているけど、異なる種なので、ゴジ
黒色ベレー帽をかぶった野鳥 コガラ
コガラは、頭部が黒色で、ベレー帽をかぶったように見える野鳥です。
コガラを漢字で表すと「小雀」。まさに、小さなカラ類ということで、コガラにはピッタリのネーミングです。体長約12.5cm。実際は、体長約11cmのヒガラのほうが、小さいのですが、コガラのほうが小さいという印象です。
コガラは食事中にシジュウカラなどが現れると場所を譲るおとなしい性格に思えます。一方、ヒガラは果敢に食事を奪いに突
日本最小のカラ類 ヒガラ
日本で観察できるカラ類の中で、最も小さいのが、ヒガラです。
ヒガラを漢字で表すと「日雀」。名前の由来は、諸説あるようで、どの説もピンときません。昔から「ひがら」と呼ばれていたようで、 ヒンと鳴くカラ類なので「ひんから」と呼んでいたのが、「ひがら」になったという説があります。
ヒガラは体長約11cm。背から尾は、青みのある灰色や黒っぽい色。頭は黒色。頬は白色。後頭部に白色の線。喉から胸が黒
人なっこくて、可愛らしい野鳥 ヤマガラ
身近で見られるカラ類の中で、シジュウカラと双璧をなすのが、ヤマガラです。
ヤマガラは、漢字表記の「山雀」が示すように、山に生息するカラ類ということで、山中の林や森林公園などで見られます。
体長約14cmで、頭は黒色、頬から後頭部は白っぽい色、背や羽は青っぽい灰色、尾は黒っぽい色、喉から胸、腹は黒色の帯があって、少し白っぽい色を挟んで、褐色をしています。
ヤマガラは、人なっこい性格のよう
言葉を話す野鳥 シジュウカラ
関西で、一年中、見ることができる野鳥の一つにシジュウカラがいます。
シジュウカラは、山中の林や市街地の公園など、身近な場所で普通に見ることができる野鳥です。
シジュウカラを漢字で表すと「四十雀」です。何故、この漢字が当てられたの由来を調べてみると、
①スズメ40羽分の価値があるから
②40羽ぐらいの多数で群れるから
③地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」と聞こえるから
の3つの説があるようで
コノハズクより大きい オオコノハズク
オオコノハズクは、コノハズクより、少し大きいフクロウの仲間です。
名前の通り、体長約20cmのコノハズクに対して、オオコノハズクは体長約24cmで、一回り大きいフクロウです。見た目は似ていて、同じフクロウ科ですが、種は異なります。外見上の大きな違いは、コノハズクの虹彩は黄色に対して、オオコノハズクは橙色です。
オオコノハズクを漢字で表すと「大木葉木菟」。コノハズクの前に、大をつけた命名です
誰でも知ってる野鳥 フクロウ
フクロウと言えば、誰もが知ってると思います。イラストなどで、小さな2つの足に楕円形の身体、平べったい顔に大きなまん丸の目。そんなイメージです。じゃあ、実際にフクロウを見たことがあるという人は?と言うと、少ないのではないかと思います。
ここで、「フクロウ」という言葉を再確認。フクロウは、①フクロウ科の一種であるフクロウ、②フクロウ科の鳥の2つの意味を持つと思いと思います。ここでは、①のことです。
存在感のある留鳥 イソヒヨドリ
私にとって身近な野鳥と言えば、イソヒヨドリも候補の一つです。
イソヒヨドリは、名前が示す通り、ヒヨドリに外見が似ていて、磯や岩場などの海岸で見られるので、イソヒヨドリと名付けられたということです。しかし、ヒヨドリとイソヒヨドリは、外見はパッと見、似ていますが、ヒヨドリがヒヨドリ科であるのに対して、イソヒヨドリはヒタキ科なので、実はまったく異なる種類です。
ある意味、ヒヨドリとイソヒヨドリが
身近な野鳥の代表 メジロ
身近な野鳥の代表と言えば、メジロだと思います。
スズメより少し小さい緑色の野鳥です。漢字で表した「目白」の由来の通り、アイリングが白色です。
メジロは、街中でも見られ、警戒心が弱く、人間との距離感も近いので、身近な野鳥と思います。我が家の庭にも、現れています。
メジロは、渡り鳥のように毎年パートナーを変えるのはなく、死ぬまで同じ相手とカップルになります。庭に現れるときも、2羽で現れます