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身近な野鳥の代表 メジロ

 身近な野鳥の代表と言えば、メジロだと思います。
 スズメより少し小さい緑色の野鳥です。漢字で表した「目白」の由来の通り、アイリングが白色です。

メジロ(2020/11/14)

 メジロは、街中でも見られ、警戒心が弱く、人間との距離感も近いので、身近な野鳥と思います。我が家の庭にも、現れています。

 メジロは、渡り鳥のように毎年パートナーを変えるのはなく、死ぬまで同じ相手とカップルになります。庭に現れるときも、2羽で現れます。
 庭には、野鳥のために水浴び場を設置しています。カップルの2羽のメジロが現れて、仲良く水浴びをしていきます。

水浴びに来たメジロ(2022/12/27)
水浴びに来たメジロ(2022/12/27)

 時には、ラブラブのシーンも見せつけられる時も。

ラブラブなメジロカップル(2016/11/3)
ラブラブなメジロカップル(2016/11/3)
ラブラブなメジロカップル(2016/11/3)
ラブラブなメジロカップル(2016/11/3)
ラブラブなメジロカップル(2016/11/3)
ラブラブなメジロカップル(2022/11/18)
ラブラブなメジロカップル(2022/11/18)

 メジロは、一年を通して、庭に現れます。
 繁殖が済んで、子育てがひと段落した頃になると、庭に植えた木に着いている虫を食べに現れます。早朝、5時ぐらいに目が覚めると、「チー、チー」とメジロの鳴き声が聞こえてきます。季節が進んで、秋になってくると、庭のムラサキシキブやクコの実を食べています。
 冬になり、裏山や庭に食べ物がなくなってくる時期になると、庭にみかんやりんごなどの食べ物を置いてあげると、食べに現れます。

庭に置いたみかんを食べにきたメジロ(2015/12/31)
庭に置いたみかんを食べにきたメジロ(2015/1/18)

 12月ぐらいから庭に置いたみかんなどを頻繁に食べにきていたのが、3月中旬ぐらいから、現れなくなります。繁殖の季節です。
 しかも、営巣は我が家の庭で行っているようです。秋に、木の枝についているメジロの巣を発見して、営巣していたことに気づいたこともあります。
 ある年には、朝、起きてカーテンを開けると巣立ちした雛鳥がいたことも。

巣立ちしたメジロの雛鳥(2022/4/21)

 こんな1年を毎年繰り返しています。最近では、庭に食べ物を置いていることをわかっているのか、要求してきます。朝寝坊して、食べ物を置くのが遅れると、窓際に置いているテーブルの上で、室内の方向に向かって、食べ物をちょうだいと言っているかのように「チー、チー」と鳴き声を連呼します。急いで置いてあげると、すぐに食べに現れます。
 また、食べ物を置いてあげているのに、「チー、チー」と連呼することがあります。そんな時は、決まって、食べ物をヒヨドリに占拠された時で、追い払ってくれと言っているようです。そんな時は、窓際に立つと、警戒心の高いヒヨドリは、飛んでいくので、メジロはすぐに現れています。

 庭に現れるメジロは、フレンドリーで、可愛い姿をみせてくれます。

フレンドリーなメジロ(2021/2/6)
フレンドリーなメジロ(2021/2/6)
フレンドリーなメジロ(2015/1/31)

 メジロは、貴重な存在です。山に野鳥観察に出かけて、誰とも出会うことができなくて、がっかりしている時に、「チー、チー」と聞こえてくると、メジロがいるということだけで、なんか嬉しくなります。
 そんなメジロですが、気がかりなことが。メジロの数が減ってきているのではないかと、感じています。心配です。

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