身近な野鳥の代表 メジロ
身近な野鳥の代表と言えば、メジロだと思います。
スズメより少し小さい緑色の野鳥です。漢字で表した「目白」の由来の通り、アイリングが白色です。
メジロは、街中でも見られ、警戒心が弱く、人間との距離感も近いので、身近な野鳥と思います。我が家の庭にも、現れています。
メジロは、渡り鳥のように毎年パートナーを変えるのはなく、死ぬまで同じ相手とカップルになります。庭に現れるときも、2羽で現れます。
庭には、野鳥のために水浴び場を設置しています。カップルの2羽のメジロが現れて、仲良く水浴びをしていきます。
時には、ラブラブのシーンも見せつけられる時も。
メジロは、一年を通して、庭に現れます。
繁殖が済んで、子育てがひと段落した頃になると、庭に植えた木に着いている虫を食べに現れます。早朝、5時ぐらいに目が覚めると、「チー、チー」とメジロの鳴き声が聞こえてきます。季節が進んで、秋になってくると、庭のムラサキシキブやクコの実を食べています。
冬になり、裏山や庭に食べ物がなくなってくる時期になると、庭にみかんやりんごなどの食べ物を置いてあげると、食べに現れます。
12月ぐらいから庭に置いたみかんなどを頻繁に食べにきていたのが、3月中旬ぐらいから、現れなくなります。繁殖の季節です。
しかも、営巣は我が家の庭で行っているようです。秋に、木の枝についているメジロの巣を発見して、営巣していたことに気づいたこともあります。
ある年には、朝、起きてカーテンを開けると巣立ちした雛鳥がいたことも。
こんな1年を毎年繰り返しています。最近では、庭に食べ物を置いていることをわかっているのか、要求してきます。朝寝坊して、食べ物を置くのが遅れると、窓際に置いているテーブルの上で、室内の方向に向かって、食べ物をちょうだいと言っているかのように「チー、チー」と鳴き声を連呼します。急いで置いてあげると、すぐに食べに現れます。
また、食べ物を置いてあげているのに、「チー、チー」と連呼することがあります。そんな時は、決まって、食べ物をヒヨドリに占拠された時で、追い払ってくれと言っているようです。そんな時は、窓際に立つと、警戒心の高いヒヨドリは、飛んでいくので、メジロはすぐに現れています。
庭に現れるメジロは、フレンドリーで、可愛い姿をみせてくれます。
メジロは、貴重な存在です。山に野鳥観察に出かけて、誰とも出会うことができなくて、がっかりしている時に、「チー、チー」と聞こえてくると、メジロがいるということだけで、なんか嬉しくなります。
そんなメジロですが、気がかりなことが。メジロの数が減ってきているのではないかと、感じています。心配です。
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