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島根鳥取の旅① サンライズ出雲

旅行計画

友人達とダーツの旅をしようということになり、ランダムに日本のどこかをダーツで刺してくれる怪しいアプリを使い、島根に当たったので、島根・鳥取旅行をしてきました。交通手段を調べていると、東京から寝台列車が走っているということが分かり、それもまた未体験で、わくわくしながら初体験尽くしの旅行をしようということになりました。

日本で唯一の寝台列車「サンライズ出雲」のチケットは入手困難らしく「10時打ち」という専門用語まで飛び出してきました。販売開始の10時丁度に予め打ち込んだ情報でチケットを取る手法で、駅の券売機よりも早いそうです。念のため、「事前申込み」という方法も使用。

そして、どうやったら確実にチケットが取れるのかを、個人ブログやyoutubeなどで調べた結果、JR国分寺駅のみどりの窓口が最有力と分かり、半休を使って平日の朝から国分寺駅を目指しました。

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↑申込書。字が汚いのはご愛嬌。。

チケット争奪戦

09:00
国分寺駅みどりの窓口に到着。販売開始まであと1時間。窓口で事前に書き込んでいた申込書を見せると、販売開始まで並ぶように伝えられました。どうやら1番手。駅員さんが椅子を用意してくれて大変助かりました。座るとすぐに2番目の方が並んでいました。ほっ。

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09:25
3番目の方が並びました。むむ、そんなに急いで来なくても良かったのかな。
携帯ゲームなどをして時間をつぶします。

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ついつい時計を見てしまう。

09:50
4番目の方が並びました。販売開始まであと10分。
静寂と緊張…。

09:55
みどりの窓口の室内に時報が流れ始めます。演出がすごい。そして各窓口のレーンに並び、項目を確認してもらいます。時報が刻々と流れます。ポッ…ポッ…ポッ…ポーン♪

10:01
駅員さん「取れました!」
ワァッ!!(心の叫び)
駅員さんにお礼を言い、会計を済ませ、国分寺駅を後にしました。
※事前申込みははずれていました。

出発

21:00
東京駅に到着。まだちょっと早いかと思って駅内をうろうろ。ホームに行くと、サンライズ瀬戸が停まっていて、サンライズ出雲はこれが出発した後に来るのかな?などと思っていました。

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実際はサンライズ出雲もこの列車の後に連結していたのでした。
列車は、岡山で分離します。

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大急ぎで乗車します。

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22:00 発車

設備

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というわけで、乗ったら即買わないといけなかった、シャワーカードを買い逃しました。(争奪戦のようです)

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トイレは水洗で、清潔に使われてました。

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ちょっとしたカウンターがあり、軽食や歓談ができるラウンジ。通路の左右に4席ずつ、計8名が座れます。飲み物が買える自販機もありました。

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シャワールーム(脱衣所)。利用者がいないうちに撮りました。
ドライヤーが付いてるの良いですね。

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シャワーカード1枚で6分間使えるそうです。シャンプーなども設置されているようですね。使ってみたかった・・。

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シャワールーム使用後は、洗浄ボタンを押して退室するようです。
撮り忘れましたが、洗面台もあり、顔を洗ったり歯を磨いたりできました。

寝台スペース

サンライズ出雲には多彩な寝台プランがあり、シングルデラックス、シングル、シングルツイン、サンライズツイン、などベッドや机椅子などがついた素敵なプランと、人が寝っ転がることができる簡易スペースの「ノビノビ座席」の大きく分けて二種類あります。

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廊下の様子。分かりにくいのですが個室が並んでいます。

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ノビノビ座席の様子。二段になっていて、カーテンで通路側の光をやや遮光できますが、アイマスクがあった方が安心です。

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今回は旅ということもあり比較的安く、なんとなく楽しそうという理由で「ノビノビ座席」にしました。二段式の下段。なんとも言えない昭和感。後にベッド付きの個室のプランにすれば良かったと後悔します。
主な設備としては、照明、読書灯、コップ、ロールスクリーン、シーツ1枚、床はカーペットのような感じで、硬いです。周囲にいた人がエアーベッドなど持参していました。うらやま。

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寝転がって通路側を見た風景。大人が中腰になるのがやっとの高さです。

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寝っ転がって上を見た視界。

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そして実は隣との間に壁的なものが一切ないので、いびきや寝言など音が全て筒抜けです。耳栓必須。あとめちゃくちゃ振動を感じます。圧倒的準備不足により寝心地は良くなかったです。あの振動はエアーベッドで緩和されるのでしょうか。どこでも寝れる自信があったのですが、自信はこっぱみじんに砕け散り、結局一睡も出来ませんでした。
しかしおかげで、車窓から日の出(サンライズ)を見ることができました。

到着

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07:00
ふとスクリーンを上げるとすっかり朝になっていて、雄大な自然を見ることができました。

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10:00
ついに出雲駅に到着。記念撮影などをします。
寝てなかったからか、ちょっとテンション高めだった気がします。

つづく・・


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