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うつ病の運動について、基本の『き』をまとめてみた
うつ病になったら運動しましょう。と、ちまたでもよく見聞きするようになりました。
運動しましょうと言われても漠然しすぎて、何をどのくらい、どの頻度でする、と教えてくれるものは少なく、うつ病と同じ精神疾患を持つ双極性障害である私も最初かなり困まったため自力で運動についてまとめました。
1、効果的な運動
大まかな分類をするなら、
有酸素運動とストレッチが効果的です。ウォーキングやヨガがおすすめです。
うつ病の人は緊張で筋肉がこわばってしまい、呼吸が浅い人が多いです。緊張が続き呼吸が浅くなると心身を休めることができません。体の強張りや、緊張をとり、深い呼吸ができるようになるための運動をすることになります。
2、運動の時間
最初の頃は1日5分〜10分程度で構いません。
YouTubeなどで見かける5分ストレッチや、コンビニまで散歩、程度です。
運動の習慣をつけるための時間です。体を動かすことに慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしていくと良いです。
散歩であれば30分〜1時間程度が理想ですが、散歩10分でも少しずつ積み重ねれば効果は出ます。運動をしたあと疲労感より、気分がスッキリと感じる程度が目安です。自身と体調と相談しながらしていきましょう。
3、運動の頻度
毎日しましょう。と見聞きしますが、毎日しなくてよいです。
最初の1ヶ月は1日おきに運動して体の慣らし期間を設けます。週2、3回程度の運動頻度です。慣れてきたら徐々に回数を増やします。
うつ病になると体の回復能力も落ちます。散歩やストレッチでも翌日凄まじい筋肉痛がでたり、最悪、寝込んでしまうことがあります。毎日するではなく、1日や2日おきくらいで運動すればいいやくらいの気持ちでゆる〜く続けていきましょう。
健康な人でも日常生活や社会生活を送る以外で毎日運動している人はほぼ見かけません。毎日運動していると言う人はスポーツマンか、意識が高い人か、強がっている人のどれかなので気にしなくて大丈夫。
最後に、
運動で動かしているのは体ですが、脳も一緒に鍛えられます。運動で血流を良くすると、脳の血流もよくなり脳も活動しやすくなります。
脳が活動しやすくなることで、心身の回復力が上がったり、今よりもよく眠れるようになったり、心身のゆとりが出てくるようになっていきます。
散歩などはいつもいる場所とは違う景色が見れます。場所を変えることで、ぐるぐる悩んでいたことから、外部の刺激によって気が逸れて気持ちが少し楽になる効果もあります。私も悩み始めたら思い切って散歩に出ることが多いです。
以上、散歩に出て鴨の親子を眺めて癒されることが好きなクマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ!
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