知らぬが仏は本当かもしれない?
一度きりの人生、できる限り色んな世界や色んなことを知り尽くして死にたいなあと思っていた22歳です。
しかし最近、色んなことを知るのが本当にいいことなのか、迷うようになりました。
知ったら、少なからず影響を受けるからです。
まだ22年しか生きていないうえに、
色んなものに守られて生きてきたので人よりも経験が少ないです。
そんな私でも知らない方が良かったかもしれないと思うことに少しずつ出会うようになりました。
そんなこともあるんだ、そんな考えもあるんだ、
と知ることは刺激的で非常に面白いです。
しかしとても影響を受けやすい性格で、
そのことについてずーんと考えたりしてしまいます。
今までの自分の常識や感覚はただの思い込みだったのか?と疑問を持つことも。
それで悩みや選択肢が増えすぎるなら、
いっそ何も知らず自分の与えられた環境の中で
これしかないんだと思い込んで生きる方が幸せ?
と考えたりもしました。
知った先のことまでは考えが至らなかったのです。
しかし、この世界に生きているみんなこうして価値観を形成していくんだろうなということ、
知ることで深みのある人生になるんじゃないかということ。
人生は面白いな、と思いました。
少し大人になった気分です。
やっぱり私は世間知らずのお嬢様よりも、
酸いも甘いも知っている経験豊富なお婆様になりたいと思います。
そして忙しいとこんな気持ちにも気付かないと思うので、
こんなことをぐだぐだと考える時間的・精神的余裕があることも、ひとつの巡り合わせかもしれないと思います。
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