花粉症とカレーの悲劇、今夜はルンダン、明日はフィッシュヘッド!!!
「なんか鼻の調子悪いんだけど。」
日本の春は大嫌い。お花見なんてする日本人の気がしれない。と花粉症もちの相方が鼻をぐずぐずさせながら、起きだしてきた。大阪赤信号点灯から自営の店はずっと休業、自宅待機中の身だ。
「花粉症季節は終わり、とニュースで言ってたよね?どうして?」 ずずずぅ〜(鼻すする音)。
相方は重度の花粉症だ。2-3年に一度はレーザーで鼻の内部を焼く手術を施してもらっている。そして、当方調べによると、来日マレーシア人の95%は花粉症であり、来日2年を経過すると翌春、目のかゆみや鼻水など花粉症の初期症状がでる。
東南アジア・マレーシアにはスギ花粉が飛んでいない。例年、桜シーズンに合わせ観光に訪れるマレーシア人達も多勢が鼻をグズつかせている。つまり、花粉免疫のない身体に花粉がオリのように蓄積し、1年目は耐えしのぶものの、2年目に容量いっぱいになり、やがて発症に至る...と数十人のマレーシア人(主に華人系とマレー系)の見聞結果で分析している(あくまで、当方調べ)。
さて、個人的問題は相方の鼻である。
「GW前に耳鼻科行ったほうがいいよ、診療所連休になるのが多いから。」と彼を送り出し、その結果、、、
刺激物は禁止
と診断されて帰ってきた。
はぁ?
「珈琲も紅茶もチョコも今日からやめるわ。カレーももう食べない!」
えー!
大阪府緊急事態宣言のおかげで、大箱いっぱい自家製カレーペーストを店から持って帰ってきたのに。まだ半分しか消化できておらず、一昨日はチキンとオクラのカレー。今夜もビーフルンダン・カレー作ったのに。
明日は鯛のお頭を使って、Fish Head Curryの予定だったのに。
じゃ、スパイス効いた食べ物は全部NGってこと?
ごはん大量に炊いたのに、どぅするのよ。何のおかずを食べる?
「しかたないね。今夜はコレで我慢するわ。」
相方は真っ赤な瓶詰めを冷蔵庫から取り出した。
それは鶴橋で買ってきた韓国産キムチ。刺激物だってば!