【3分読了】「世界最高の話し方」のポイントをまとめてみた
この本は、1,000人以上の社長・企業幹部の話し方のコンサルティングを行なったエグゼクティブスピーチコーチの岡本純子さんによって書かれた本です。
このnoteにて、読書をする時間がない読者向けに、本書のポイントを3つお届けしたいと思いますので、お付き合いください。
1 . 雑談は「『ど』力」で必ず上達する。「ど」から始まる質問を極めよう。
どうすれば相手に気持ちよく話してもらえるようになるか?その鍵が、「問いを立てる力」すなわち「質問力」である。
単に、Yes or No で答えられクローズド」クエスチョンよりも、「相手に自由に答えてもらえる」オープンクエスチョンの方が、会話が広がりやすくオススメです。
◉「ど」から始まる質問 (6W1H)
①What - どう、どんな
「●●についてどう思うか?」
「休みの日はどうしたいですか?」
②Who - どの、どんな(人)、どなた
「将来はどんな人になりたいですか?」
「どんな人がタイプですか?」
③When - どんな時、どのタイミング
「どんな時に心が落ち着きますか?」
④Where - どこに、どこで
「どこに行きたい?」
「どこに住んでいるの?」
⑤Why - どうして
「どうしてこれが人気なのでしょう?」
「どうしてこんなことになったのでしょう?」
⑥Which - どれ、どっち、どちら、どの
「どれがいい?」
「どの国に行きたいですか?」
⑦How - どう、どうやって、どうしたら、どのように
「最近調子はどうですか?」
「どのようにこの問題を解決しますか?」
この6つをおさえられれば、5〜10分の会話は乗り越えれることができるでしょう。
2. 「ミカンほかん」の法則で、相手をいい気分にさせる
次に、一流の人はどのようにヒトを褒めているのでしょうか?
①「承認」- 相手の存在や行動に気づき、認めること
「なるほど、そういうやり方もあるね」
「毎朝早朝から、お弁当作り大変だね」
②「共感」- 相手の気持ちや意見に同調し、賛同・肯定すること
「その気持ち、すごく分かるよ」
「辛かったでしょう」
③「賞賛」- 優れた点を褒めること
「いいセンスだね」
「さすがプロの仕事だね」
④「感謝」- ありがとうと礼を言うこと
「いつもお気遣いありがとう」
いかがでしょうか?やっぱり相手から承認・共感・賞賛・感謝されると嬉しくなりますよね。
3. できるリーダーは「数字の魔術師」。「丸めない数字」でインパクトを出す。
ビジネスライクになりますが、数字も上手に用いれば、「見せる」「感じさせる」言葉になります。「大まかな数字」ではなく、「四捨五入しない正確な数字」を入れることを心掛けましょう。
✖︎ - わが社はさまざまな事業を展開しております。
○ - スポーツクラブやレストランなど、健康増進に関わる33の事業を展開しています。
✖︎ - 非常に多くのお客様に導入頂いております。
○ - 98カ国、1万2356社に導入され、グローバルのシェアは61%になります。
いかがでしょうか?✖︎よりも○の文章の方が、具体的なイメージが湧き、
伝わりやすい文章になっていますね。日頃から、ビジネスや日常会話の場面でも、上記を意識して話すと、会話が盛り上がっていくことでしょう。
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