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生産者と消費者が直接話せるzoomの直売所!?🐽

くまぶ~プロジェクト、サポートメンバーのみっちゃんです!
今回は、2/26の農場中継についてお知らせします。
農場にいらっしゃる養豚家 のぞみさんと、毎週オンラインで中継しています⚡
2/26の今回は、慶応義塾大学の牛島ゼミの方々が育てた豚さんたちから出来上がった、豚肉の梱包を見せていただきました!✨

1. 慶応義塾大学 牛島ゼミ
「慶応義塾大学の牛島ゼミとは?」と思われる方も多いと思います。
実は、のぞみさんは慶応義塾大学の牛島ゼミの学生さんとも、豚について考える活動をされているのです。

慶応義塾大学の牛島ゼミの方々は、体表にハートマーク💛のついた「はーとん」という豚と、その兄弟を育てていらっしゃいます。
まさにこの日は「はーとん」の兄弟の豚さんたちから出来た立派な豚肉が、のぞみさんの農場に届く日だったのです🎉

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牛島ゼミの方々が制作した、有難豚に関するパンフレットを私たちも頂きました!😲 このパンフレットは、購入したお肉に同梱してあるとのことです。とても中身が濃く、私たちも頑張らなければ!💦と刺激を受けました。

農場中継では、牛島ゼミの方々と一緒に のぞみさんのもとに届いた豚肉を確認しました。
真空パックされた、立派な豚ロースブロック肉ばかり……!
牛島ゼミの皆さんは、きっと育てた豚さんたちの様子を思い浮かべながら、その豚肉を見ていたのではないかと思います。

「はーとん」の兄弟は3頭いるそうです🐖🐖🐖
牛島ゼミの皆さんによれば、その3頭はそれぞれ性格が異なっていて、その様子からそれぞれに似合う名前を付けていたようです。

2. その空間はまさに、進化した「直売所2.0」
牛島ゼミの皆さんは既にそのお肉を何口か注文していて、なんとそれぞれどの豚さんのお肉がいいのか、たくさんあるものの中からのぞみさんと話して選ぶことができたのです😲

のぞみさん:「どの豚がいい? ▲▲(豚の名前)?」
メンバー:「祖母に送るので、パワーのつくお肉がいいですね」
のぞみさん:「じゃあ▲▲だね!😊」

3頭の豚さんはそれぞれ特徴がありました。
その特徴が実際のお肉にも反映されていて、「私にはこの豚さんのお肉」「あの人にはこの豚さんのお肉がぴったり」などと、のぞみさんとお話ししながら選ぶのです。
そのzoom部屋の様子は、まるで進化した直売所、名付けて「直売所2.0」でした(勝手に私が名付けました)。

皆さんは、直売所に行ったことがありますか?
直売所では、直接生産者から届いた新鮮な野菜や果物などが販売されています。
中には生産者直営の店舗もあり、その商品を育てた人と直接話すことのできるお店もあります。
しかし多くの直売所では、新鮮な作物こそあるものの、その生産者の方と話す機会はなかなかないと思います🤔

しかし、今回の農場中継はまさに「生産者と話せる直売所」でした。
購入者は自宅でもどこでも好きな場所からzoomをつないで、生産者と話してお肉を選ぶ。
購入者は食べる人のことを考えて要望を伝え、
生産者は提供する産物についてその愛情を語りつつ、ぴったりの商品を提供する。

このように豚さんのことを知って、生産者の愛情を感じ取って、食べる人のことを考えて選んだお肉のほうが、ただスーパーに並べられたお肉よりも「美味しく」食べられるのではないでしょうか。
そこには、ただ「○○円」では買えない、大きな価値があるのではないでしょうか。

くまぶ~を外部に販売するかどうかは未定なので、私たちがこういった直売所を用意することはないかもしれませんが、未来の直売所を見たような気がしました

3. 今、何が足りていないのか
この体験をきっかけに私が気づいたのは、現代になるにつれて生産者と消費者の距離が遠くなっていったということです。

大昔は狩猟などで自分の食糧を自分で得ていたため、生産者=消費者でした。
しかし、分担による効率化で「生産者👨‍🌾」という存在が出来上がります。
かつて生産者と消費者の距離は近かったのですが、現代になるにつれ仲介者が増え、やがて消費者の多くは生産者を知ることなくスーパーにただ売られている食品を手に取るのです。



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