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【幼少期の振り返り】

今日は、自分の幼少期を振り返りたい。

私には2個上の姉がいる。姉には知的障害がある。

そのため、姉は幼い頃よく親を困らせていた。障害が原因なので仕方はないのだが、癇癪をよく起こしていた。(あ、今は社会に出て働いている立派な大人だが。)

私が小さいころ、親が外出をする際は代わりに自分が姉の面倒を見ていた。といっても危険なことをしていないか、目を離さず見るだけなのだが。

自然と、責任感といったものを感じていた気がする。自分がきちんとしていないと、という意識がこの時から植え付けられていた。

物心ついたときから、比較的私は大人しい人間であった。

親が姉のことで手を焼いている分、自分は親に迷惑をかけたくないという思いがとても強かった。自分が横から入ることで、親の負担がかかるのではないかと。

手がかからないと言えば聞こえは良いが、自己主張の少ない子どもであった気がする。

今になっても自己主張が少ないなと思う。

自分の欲ややりたいことを通すことが、相手にとって悪だという意識が強い。自分の興味のあることを相手に話すことすら、躊躇ってしまう。

それよりも相手にどのように見られているかを気にするばかりだ。

先程述べた通り幼少の頃から、比較的手のかからない子どもであった。親はそのいい子ぶりを褒めてくれた。この上ない幸せだった。

自分にとっていい子を演じることが、幸せにつながってしまったのだ。姉というわかりやすい比較対象も存在するわけで、心に強く植え込まれてしまった。

自分が何をしたいかよりも、相手が何を望んでいるのかを考える癖がついた。

改めて環境の影響はとても大きいと感じる。

だが自身の努力で改善が可能だと信じている。

今日はここまで。最後まで読んで頂き、有難うございました。

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