書くこと欠くこと描くこと
1.書くこと
わたくし、このたび、人生で初めて物語を書いてみたんです。
そして、それと同時に、ある方の物語の挿絵を勝手にイメージして描いて捧げております。
その事についてちょっと備忘録的に書いておこうかなと思いました。
事の発端はおだんごさんです。
おだんごさんが現在進行形で、とても素敵な家族の物語をみなさんにお届けしているのです。(たぶん本日完結しているはずです。私はまだ読んでいませんが、絶対にちゃんと読みに行きたいと思っています。)
雰囲気としては(あくまでも私の中での感想なんですが)朝ドラで放映されているような爽やかさや力強さやエネルギーやきらめきを感じる、一人一人の人間同士のやさしさ、悔しさ、想い、願いが込められているストーリーなんです。
このお話は、野やぎさんが冒頭3行選手権という企画を立ち上げておりまして、そこからスタートしているのですね。(この企画もおもしろいなぁと思っております。)下がその物語のはじまりの記事です。
そしてそれを受けてレシーブ緒方さんが、今度は#2000字のドラマというnoteの投稿コンテストの規定に乗っとって、これまた切なくて緒方さんらしい爽やかな風も吹き抜けているような青春の作品をあげて下さいました。(まだ、私はじっくりと読んでいないのですが、これのサイドストーリーも今は書かれているようです)
それで「これは...」
と思ったんです。
この「これは」は何とも説明しづらい「これは」です。
私は常日頃から二人を応援しているのですが、このお二方は応援しなくたって、自分の羅針盤をしっかり持っている人たちなので、黙っていたってどんどん前に進んでいくんです。
だから私が何かする必要はなくて、私が受け取っているものの方が大きくて、日々感謝しているのですが。
この「これは」はお二方に触発はされているのですが、自然と今回は物語がもやもやとぷかぷかと浮かんででてきたものですから。
気づいたら本当に自然に書いていました。
「流転」ということばがずっと前からひっかかっていて
鬼滅の刃でもないのですが(違うよ)
私の好きなミュージシャンの歌のタイトルになっていたので
何かのかたちで昇華したいと思って
そこから膨らんだものがその記事になりました。
最近は、日々流れている自分や世界を感じるのです。
それは一瞬一瞬で、常に同じものはなくて、そのことを今回の募集要項の
記事本文は「2000文字程度」
メインキャラクターは3名とし、「若者の日常」をテーマに描く
にのっとって書いてみました。
真洋さんは海、宙くんは空のイメージで、それぞれが流れていくものたちとして存在しています。
実はもうひとつ違う物語も思い浮かんでいるのですが、何分表現力も乏しく、語彙力もなく、拙い技術でありますから、本当に恥ずかしいものであると思うのです。
でも、何か昇華できるものがあれば、供養というか(お盆だからじゃないけどね)報われない思いというものに惹かれて美しく感じている自分がいますので
もしひょっこりでてきたらこっそり読んで下さるだけで、ありがたいことだなと感じています。
(でてこない可能性も十分にあります。)
2.欠くこと
欠落した欠けた部分
というものに私は惹かれてしまいます。
人間の欠けた部分というものは、数値化された社会では、どこかマイナスの空気をまとっているような気がします。
けれども、欠けた部分という物はきっと誰しもが抱えていて、そこと対峙する時、向き合う時、見つめる時、祈りをささげる時に、その人らしさがあらわれるような気がするのです。
欠けたり満ちたりする月のように
変化する欠落した部分。
そんな部分を愛せるように。慈しむことができるように。
自分も進化・深化していきたいと願っています。
3.描くこと
絵を描くことは、大人になってからはあまりしていませんでした。
昨年、久しぶりに絵を描く機会があって、それは何かというと自分の会社のパンフレットを作る作業でした。
どういう流れでそうなったのかはわかりませんが「一つ一つ手作りをする」という作業が、私たちにあの時は必要であったのだと思います。
外注した方がいいんじゃないかと何度も何度も思ったのですが、社長たちはまだこのパンフレットを使ってくれています。
新規の契約に同行する時に私はこのパンフレットが出てくるたびに、恥ずかしいやら嬉しいやら何とも所在がない感じになっています。(誰もそんなところ意識していないとは思いますが)
その時にipadを夫が購入してくれたので、noteで描いている絵は、デジタルの絵になっています。(メディバンというアプリを使っています)
今はアナログもデジタルもお絵描きがしやすい環境になりましたね。
私の絵は本当に趣味の範囲で描いているものなので、恥ずかしさ満点なのですが、上記で述べたおだんごさんの挿絵として、想い先行型で捧げております。
素晴らしい作品のお邪魔になっていないか心配なのですが、欠けた部分を愛していきたいと先程申し上げたとおりなので
私自身の欠けた部分とも付き合いながら、生きていきたいと思っております。
そして、ちょっとプロフィール画像を戻してみました。
また、しばらくお付き合いください。