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「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」

soar conference 2日目を終えて、西村さんの話がとても印象にのこった。

話もさることながら、西村さんの声とセッションでの空気感がとても良かった。

時間がゆっくりと動いている。
その中で着実に思考がすすんで
「進化」して
「深化」しているような
海に潜っているような、山の奥に入っていくような不思議な気分になった。

表題のことば

「ひとの話をきく」とは「相手がより自分を表現できる時間を一緒に作る事」

が一番、心に残っている。


人の話を聞けるようになりたいとか、聞けてないんじゃないかとか思ったりするけど、観察ポイントはそこじゃない。目の前にいる相手が自分をどう表現できたという感覚があるかどうかなんだよね。

と西村さんは続けて話している。


相手も自分もお互いに表現を引き出し合ったその先に
想像を超える思いがけない風景が見えてきた時に
新しい何かが得られるのだと思う。

これから生きていく上で、大事にしていきたいことばを聞く事ができた。


そして、もう1つ

西村さんのイラストをまねしてくまさんバージョンで書いてみた

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人間関係は「自分」と「他者」だけではなく「自分自身」も含まれる。

この黄色の境界の内側と外側の調和をとっているのが真ん中の自分。
他者によせていくと、自分自身が離れる。
自分自身が離れると自分が何を感じているのかよくわからなくなる。

いる/いない問題
仕入れた話ばっかりは、いるけどいない感じになる。
体とつながってしゃべっている時
今、この瞬間に感じていることを返す関わり合いができること


聞いていて、発達障害や精神障害の人は距離が上手くとれないことで、自分が疲弊してしまったり、傷ついてしまうことが多いのではないかと感じた。


そしてこれからは、自分がつらい時、もやもやしてる時は
「自分」と「自分自身」の距離感に注意してみようと思う。

2日間ありがとうございました。


soar conference 2020 関わり 2日目を終えて


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