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思ったことや考えたこと

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日々暮らしていて、頭にふっと思いついた考えや、人から影響を受けて浮かんできた思考の断片などを書いたもの。
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#noteでよかったこと

「才能」ということばと少しだけ仲良くなれたかもしれない夜

「才能」ということばが実は以前から少し苦手だ。 「あの人は才能がある」とか「ない」とか、目の前の相手が話している時。 はたまた「あなたは才能がある」と誰かに言われた時。 私はなんとも言えないもやもやとした感情を抱く。そのもやもやが何であるのかが、正体をつかむことがいまだにできていない。 つかめていないが、今回はできる限り言語化してみる。 私はおそらく、「才能」ということばが持つ力以上のものを「才能」から感じとっているのかもしれない。 それは、今までの人生で「才能」と

餃子は酢で食べるし、美しく許すことだってできるかもしれない夜

私は目を疑った。 そして私は私のポンコツぶりに、幾度となく落胆してしまう。 その日は、美大のスクーリングで都内の大学のキャンパスを訪れた。訪れたはずだった。 キャンパスに到着してから、スクーリングの抽選に外れていたことが事務員とのやり取りで発覚した。......このことが何を意味するかというと、本日、私は授業を受けられないということだ。「せっかくここまで来てもらったのにすみません」と若い事務員さんが残念そうに声をかけてくれた。事務員さんは何も悪くない。悪いのはどう考えても

くま出没情報含む、イベントの告知【ブックカフェと文学フリマのお知らせ】①

こんにちは。 春めいてきてすっかり気温もあたたかくなってきました。 突然ですが 春になると出てきますよね。 くまが! 「山菜取り」といった、割と渋めの趣味をお持ちの方はそれほどここにはいないと思いますが (いたらごめんなさい) (ディスってません) 実は……街中にもくまが出現する可能性があるのです。 そして、くまと言っても、今回は私のことです。 私が来月の5月 2ヶ所のイベントに出没しますので その告知をさせて下さい!! この2つのイベントは、必ず楽しい時

すまいるスパイスに遊びにいかせてもらいました

えーと あのー が多いんですよ。 何がって、私が話してる時の口癖です。 自分でもわかってるのです。しかもかなりスローテンポでしか話せない。たぶん私の喋りだけだったら1.5倍速ぐらいで聴くのがちょうど良いと思います。 と、いうわけで。 「喋り下手」ということで定評のある私が、このたび、あるラジオのゲストとしてお呼ばれしまして......お話をさせてもらいました。 ピリカさんというnoterさんが配信されている すまいるスパイス というラジオ番組をご存知でしょう

とっておきの話【ブックフリマの本の報告】

お待たせしすぎました。 なんのことやら?とお思いの方は、読みすすめて頂けるときっとわかるかもしれません。 (わからなかったらそれはそれでも大丈夫なんです) 今日は本のご紹介です。 とはいっても 私の普段の本のご紹介とは 少しテイストが違っております。 今日は お友達がプレゼントしてくれた本を 紹介したいと思っています。 お友達は微熱さん。 私のnoteにも出てくる頻度が高い方で、ご存知の方も多いかもしれません。 以前、微熱さんがブックフリマの企画を立てられており、私

オンラインとオフラインのはざまで

私の携帯が壊れてしまったのは月曜日の午前中のできごとでした。 私はその時仕事をしていて、訪問先の利用者さんのお家の横に車を停めて、お仕事を終了させ、車へ戻る途中に、公道に落ちている自分の携帯を発見しました。 あれ? と思い、拾い上げると 液晶がばきばきに割れている 見るも無惨な姿の 私のスマホが そこにありました。 あらま! と思いましたが、お仕事用の携帯とタブレットは別に持っていましたので、その後のお仕事も特に支障なくやり過ごすことができました。 私が道に落とし

星の王子、終末期を語る

星の王子さまという絵本がある。 有名な絵本で、出だしから 「うわばみ」という生き物に いつも私は気をとられがちだが、 今回は、絵本の星の王子さまの話をしたい訳ではない。 そしてエディ・マーフィーの話をしたい訳でもない。 私のそばにいる 身近な存在の 星の王子さまの話をする。 noteのお友達のれおさん。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、実は彼の今のnoteのアイコンは私が以前描かせてもらった絵である。 これは私の中で かなりの自慢になっており このア

声をあげること

これは舵星さんという私が親しくさせてもらっているnoterさんへのお手紙みたいなものです。 私は舵星さんをずっと「かじさん」と呼んでいますのでここでもかじさんとさせて下さい。 かじさんのこの記事をとにかく多くの人に読んでほしいなぁと今は思っています。 看取りのお話なので、彼女自身も書かれていますが、もしそのようなものを見聞きするのが辛い方は無理に読む必要はないのです。 それでも…もし、関心があったり興味がある方や、死について、コロナについて…考えたい方はぜひ読んで頂き

心がやわらかになるもの

こんにちは。 今日は、あるnoterさんのショップのご案内をさせてください。 あ!聞いた事ある!の人も 初めて聞くなぁ〜の人も あらためまして 「ぼたんさん」のお店です。 私のお家に来てくれたぼたんさんの作品たちは 以前、ぼたんさんの事について、いくつか記事を書かせてもらいました。

「四角い布展」と「であうこと」について

こんにちは。 昨日、noteで仲良くさせて頂いているあやしもさんのお母様が主催されているこちらの展示会にあそびに行かせてもらいました。 このvol.2では、池袋駅からの道順をあやしもさんが写真を用いて詳しく解説して下さっていました。こういうところがさりげなく細やかだなぁといつも尊敬しているのです。 vol.3では展示されている内容を写真と共に紹介して下さっていました。 詳しくはあやしもさんの記事をご覧になってください。 今回の展示会は、あやしもさんのお母様が、骨董市

漠然とした思い

「ポーの一族」を読んでいた。 私はある事情により、数日間、部屋にこもりきりの生活をしていた。 この漫画は私が担当している利用者さんから借りたものだ。 耽美な世界観。線が繊細で、なめらかな曲線に思わずため息がでる。 私が生まれる前に描かれた世界は、読む前の予想をいい意味で裏切る幻想的なストーリー「吸血鬼(バンパネラ)」のお話だった。 若い頃に観た「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」をふと思い出した。ストーリーは全く忘れてしまったけど、あれも端麗な俳優さんたちが次々と登

身体に問う

きくこと 感覚 私はいったい何者でどこへむかいつつあるのか 私はベージュの一冊のノートを見て振り返りをしていた。 これから、オンラインでつながる相手は約1か月振りの相手であった。 彼女は「インタビューの教室」で知り合った仲間だ。 彼女からは連休前にメールが来ており、それは 「また、インタビューしませんか?」 という内容であった。 私たちはこの春、西村佳哲さんが主催している「インタビューの教室」に参加した。 西村さんのnoteより一部紹介 インタビューの教