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思ったことや考えたこと

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日々暮らしていて、頭にふっと思いついた考えや、人から影響を受けて浮かんできた思考の断片などを書いたもの。
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2023年9月の記事一覧

問いをもつこと

私の暮らしに「問い」はかかせないものだと思っている。 「これはどうなっているんだろう」 「なんで結果がこうなるんだろう」 「これはどれをさしてるのかなぁ」 「あなたはこれをどう考えていますか?」 わからないものは自分で調べる。本を読んだり、インターネットを開いてみる。あるいは他者を頼る。知人に聞いてみたりする。すぐ答えが出ないものも多いが、それはそれで長いスパンでじっくりと考え続けたりもする。 普段の生活でも、私は子供によく質問をされる。 私はそれを同じようにわ

いい子でなくとも

私はわりとおそらく「いい子」の部類に育ったのだと思う。 母親にも言われたこともあるし、学校の先生にも友達にも 「いい子」や 「真面目」と 言われることが多かった。 学級委員とかもやったりした。 大人になっても 保育園の保護者会会長を 「ちゃんとやってくれそうだからくまさんに頼みたいんです」とか PTAの活動などで 「くまさん真面目」とか言われたりもした。 学生の頃に委員をやっていた私は、それがアイデンティティの一つのように...少しばかり自慢げな気持ちもあったのだと

なんでもない話

たまに世界に殺されそうになる。 こんなめちゃくちゃな世界に、私は打ちのめされて、圧せられて、スルメのようにのびてしまいたくなる。 むぎゅう。 他者がわからない。 自分もわからない。 こんな風にわからないまま 世界はどんどんすすんでいく。 時計の針は無常にもカチカチと音を立てている。 なんのために生きるのか。 なんのために生きるんだろう。 誰かの役に立つためか。 誰かの役に立てなかったら生きてちゃいけないのか。 子供を残すためか。 子供が産めなかったら生きてち

対話と怒りと多様性

久しぶりにことばを失った。 怒りに手が震えた。 対話をしよう。 対話がしたい。 心の対話。 対話って本当にそもそもしたいのか、私。 そこから私は疑問に思ってみる。 本当に私は対話がしたいのかしら。 本当はしたくないんじゃないかしら。 「しなきゃ!」と思ってしてないかしら。 しなくちゃいけないものとして「ラベル」を貼り付けていないかしら。 困った時には全て私はひっくりかえす。 おもちゃ箱をひっくり返すように 元々ある「こうするべき」にとらえられてないだろうか。

鈍化するひとたち

つい先日「美人な奥様」 と言われた。 たまーに「美人」と言われることがある。 言って下さる方は主に高齢者の方。 私の仕事で対峙している方たちは高齢者が多い。そして私と夫は同じ会社で働いていて、同じ職業であるがゆえに、私たち夫婦で一緒に関わっている利用者さんも多いのだ。夫は「やさしい」とよく表現される。夫は高齢者、特に女性受けが良い。「僕は80歳以上の女性にはモテる自信がある」と冗談半分で言う事もある。そのあとは「若い人にはモテないけど」とお決まりのように自虐的に続く。

お仕事で気をつけていることの話

私はどちらかというと病弱な子でした。 以前、そんな話を書いたこともあります。 なので、幼い頃は健康優良児の人と比べると、それなりに病院通いを体験しているのかもしれません。 その体験を経て、今、自分が医療福祉職として働いている時に自然と気をつけていることがあるかもしれないなと思ったのです。 そう思ったきっかけは「SNS医療のカタチTV2023」の視聴イベントに参加したことでした。 (このイベントの公開収録に参加した内容は後日、noteに書こうと思っております。夫と久し

色気と甘美と悪意。つくること。

今日は雑記です。 タイトルがなんかあれですね。えへへへ。 ①大人の男性の色気について 表題の通りなんですが、私これ、ずっと考えていて、結論から言うと たぶん、私めちゃくちゃ理想高いんじゃね? というところに自分の中では落ち着きました。 というのも、今まで生きてきた人生の中で、私が出会った男性に対して、そのようなものを感じたことが全くないんです。これは、一部の方にはかなり失礼な発言をしているかもしれません。(もちろん夫含めての話) 最初は「ああ、私、鈍くさいからこう