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不妊治療は○年前から行われている!

こんばんは(^ ^)クマです!

今日は、少し不妊治療の歴史についてお話していきます。

みなさんは、不妊治療がどれくらい前から行われているかご存知ですか?

不妊治療と聞くと難しそうな治療で、かなり最近のものというイメージが強いかもしれません。でも実は200年も前から行われているのです!


今から約200年ほど前の1779年にイギリスで、初めて配偶者間の人工授精が行われました。人工授精と言っても現代のように精子を調整してなどはできませんので、夫の精子を妻の子宮内に注入するというような簡単なものです。簡単なものとは言え、200年も前に人工授精が行われていたという事実に驚きですよね!!1770年代、日本では伊能忠敬が日本地図を作ろうとしていた時代ですよ。そんな時代にイギリスではもう人工授精が行われていたのです!

そして、およそ100年後の1884年にはアメリカで非配偶者間の人工授精が行われるようになりました。これは無精子症の方のために開発されました。

ちなみに、日本で初めて非配偶者間人工授精で出生したのは1949年になります。アメリカで初めて非配偶者間人工授精が行われてから65年も後の話です。

この歴史をみるとやはり日本は技術的な進歩のせいなのか倫理的な側面のせいなのか、不妊治療の進歩がゆっくりですね、、、


不妊治療では最もよく使われるクロミッドですが、この薬は1960年代に開発されました。薬の開発は1900年代に入ってからが多いようです。


世界で初めて体外受精での妊娠出産が行われたのは1978年のことです。日本では1983年に初めて体外受精による児が誕生しました。


ちなみに、初めて顕微授精が行われたのは1988年のことです。日本で初めて体外受精による児が誕生してから間も無くの話ですね。



医療機器の発展も不妊治療の進歩に大きく関わりました。エコーにより卵巣の腫れや子宮内膜症などを的確に診断できるようになりました 。また、内視鏡下での手術も可能になりました。

最近では受精卵を育てる場所である培養液も進化を遂げており、グレードの悪い卵でも妊娠可能になっています。

また、着床の窓を調べる検査なども登場し、だんだん原因不明妊娠も解明されるようになってきました!


医学の進歩は嬉しいのですが、生憎不妊治療は自費診療、、、技術が上がれば上がるほど高くなったような気がします。

本当に必要な人が治療を受けられない、、、そんなことも起こります。

最近では首相が不妊治療も保険適応にというマニュフェストを掲げて活動しているようですが。どうなるのでしょうか?


少し話はそれましたが、不妊治療の歴史の深さが少しでも伝わっていたら嬉しいです。


本日もご閲覧いただきましてありがとうございました∩^ω^∩

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