見出し画像

子育て中のみんなー!東京都のベビーシッター利用支援事業を活用しまくろうぜ!

こんにちは。私は現在、息子(1歳)の子育て中です。
共働き・どちらの実家も遠方・保育園見つからないの3重苦でヒーヒー言ってます。
そんな我々家族を救ってくれた「東京都のベビーシッター利用支援事業」!皆さんご存知ですか?
知ってはいるけど利用してない、よくわからない、そもそも制度を知らない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということで、どんな制度なのかざっくりご紹介と、実際に使ってみた感想など書いてみました。

※執筆時点(2022.1)の状況なので、最新情報は必ず各種自治体HPを見てください!
※あくまで個人の感想です。どこかの企業・団体から依頼されてたりはしません笑 そのかわり、忖度もしません笑

東京都のベビーシッター利用支援事業って何?

ざっくり言うと、都がベビーシッターの利用費用の一部を助成してくれる制度です。公式HPはこちら↓なのですが、超分かりづらいです。

ということで、こんなお悩みを解決するための事業だよっていうのを、一行でまとめてみました。

1.ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
→とにかくちょっと預かってほしい!ベビーシッターさんに子育ての悩みを相談したい!
2.ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)
→保育園入れない!待機児童になっちゃった!でも働きたい!
3.ベビーシッター利用支援事業(新型コロナウイルス関係)
→コロナのせいで保育園が臨時休園になっちゃったけど働きたい!

の3種類あります。以下は主に1と2について述べます。

東京都ベビーシッター利用支援事業の概要(私調べ)

制度をざっくり図示するとこうなります。すごくないですか?
ベビーシッターさん呼ぶと、会社にもよると思うんですが1時間あたり2000円(交通費別)くらいは利用料かかるんですよ。
それが1時間あたり150円になるとか、それどころか0円になることも!!
自治体によって助成額は多少変わるのですが、それにしても破格です。

実際どれくらい安くなるの?

我が家の場合…最初は私の育児疲れ解消のためにベビーシッターさんを利用するようになり、1.一時預かり利用支援を活用して費用負担を軽減していました。
うちの子は早生まれなので0歳4月入園に間に合わず、保活もしましたが年度途中の入園は全滅。
育休延長して1歳4月入園を目指すしかないのかと悩んでいたのですが…
思い切って、2.ベビーシッター事業者連携型を活用して職場復帰することにしたわけです。

その結果…
1.一時預かり利用支援
→66時間分のシッター利用料146,300円が返金されました!!

2.ベビーシッター事業者連携型→本来は8:00〜16:00まで8時間来てもらうと1日17,600円+交通費かかるところ、1日1200円+交通費で利用可能に!!(約93%OFF!!)
復帰後から現時点までで、約49万円得してます!!

制度を利用する上での注意点

当然ながら利用にはいろいろと条件があります。
お住まいの自治体によって細かい条件が違うので、各自治体のHPを熟読していただきたいのですが…いくつかポイントを挙げますと

  • 東京都に認定された事業者から選ばないといけない
    しかも、1.一時預かり利用支援2.ベビーシッター事業者連携型で、対象となる事業者が微妙に違います!ご注意!


  • 実施期間は令和4年3月31日まで
    令和4年度も実施されるのかどうかは、現段階では未定です。
    待機児童対策としての2.ベビーシッター事業者連携型はH30から続いてるらしいので、今後もぜひ続けてほしいです!!
    あと1.一時預かり支援もぜひ継続して!!


  • 実際に使える自治体は限られている
    東京都の事業といいつつ、実際には住んでいる市区町村によって使えたり使えなかったりします。

1.ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
→千代田区、中央区、文京区、豊島区、北区、荒川区、葛飾区、武蔵野市、江戸川区(2022.1.17〜)
2.ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)
→新宿区、台東区、品川区、大田区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、葛飾区、江戸川区、三鷹市、府中市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、武蔵村山市

東京都福祉保健局HPhttps://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/bs/index.html
  • 対象児童の年齢等に制限あり
    自治体によって細かい条件が違うのですが、一応こうなってます。

1.ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
→未就学児
2.ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型)
→①0〜2歳児クラスに該当する待機児童 または、
 ②育休1年満了後、1歳の誕生日から復職した保護者の子ども

東京都福祉保健局HPhttps://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/bs/index.html

※1.一時預かり利用支援の場合、対象児童の年齢が、葛飾区は0〜2歳児クラスに該当する児童、中央区は満3歳に達する年度の末日まで、千代田区や北区や荒川区は満6歳になる年度の末日までなど、かなり差があります。要チェック!

  • 利用用途に一部制限あり
    1.一時預かり利用支援については、残業、病気、自己実現、学校行事等、だいたいどんな理由でもOKだそうです。
    保育の必要性の認定も問わず、土日祝日や夜来てもらってもOK!
    私は、あまりにも睡眠不足できつかったので、ちょっと昼寝してくるからその間ヨロシク!とお願いしました。
    2.ベビーシッター事業者連携型は、保育の必要性の認定を受けており、既に待機児童である場合 or 1年の育休を満了し子の1歳の誕生日から復職する場合、など色々と条件があります。

  • ベビーシッターが「研修」を修了済みでないといけない
    前述の認定事業者を利用した上で、来てもらうシッターさん個人が東京都の研修を修了している必要があります。
    私が利用しているポピンズシッターさんの場合、シッターを探す画面で条件を指定して絞り込みができます。
    対応シッターさんは需要が高いのか予約がすぐ埋まりがちです。早めの対応が吉。

ベビーシッターさんってどんな感じ?


我が家はポピンズシッターさんに登録しています。

来てくださるベビーシッターさん達は、子育て経験のある人、保育士さん、小児科の看護師さん、助産師さん、チャイルドマインダーの資格を持ってる方など、様々です。
20代くらいの若い方から60代超えるベテランママさん、少ないですが男性シッターさんもいますし、保育園の保育士さんと兼業してる人(!)もいて、体力にびっくりします。

シッターさんが来てくれるとどんな感じか、ちょっとご紹介します。

<例1>妻育休中、夫は仕事、平日11:00〜14:00(3時間)来てもらった場合
11:00 シッターさんが来てくれる。息子玄関までハイハイでお出迎え
11:15 昨晩の様子や今日の体調、起床時間などの情報交換。今日どんな感じで過ごしたいかを伝える
11:30 息子がシッターさんと遊んでる間に自分の昼食と離乳食の準備をする
12:00 シッターさんに昼の離乳食をあげてもらいつつ、一緒に自分も食べる
12:30 昼食後の授乳。その後シッターさんに着替えやスキンケアをやってもらう。自分は食器の片付け
13:00 シッターさんに寝かしつけてもらい、息子はお昼寝開始。睡眠中の様子はしっかり見守ってもらっているので、自分も別室で一休み。
14:00 息子はまだ寝ているので、シッターさんと交代。静かにさようなら。


<例2>夫婦共働き、平日8:00〜16:00(8時間)来てもらった場合
8:00 いつものシッターさんが来てくれる。
8:15 検温、昨晩の様子や今日の体調、起床時間などの情報交換。夫は出勤
8:30 シッターさんに遊んでてもらってる間に家事
9:00 仕事(リモートワーク)開始
9:30 シッターさん抱っこ紐orベビーカーで散歩に連れて行ってくれる
10:30 散歩から帰宅。手を洗おうね〜という声が聞こえる
11:00 いないいないばあで大爆笑している声が聞こえてくる
11:30 シッターさんが昼ごはんのベビーフードあげ始めてくれる
12:00 昼休憩開始。息子を預かり、シッターさんに少し休憩していただく。午前中の様子を聞く
12:30 シッターさんに寝かしつけてもらっている間に食事
13:00 仕事再開。息子はよく寝ているらしい
14:30 息子起床。シッターさんに遊んでてもらう。同じ絵本を何度も読んでとせがんでいるようだ
15:00 オヤツあげてもらう
16:00 仕事終了。息子の様子を聞きつつシッターさんをお見送り。1日の詳しい様子は後ほど報告が届くので楽しみ

最初はどんな人が来るのか、子どもを預けて大丈夫か、とっても心配しました。
確かに相性が合わない人も(少しは)いたのですが、基本的にはどの方もすごく頼りになって優しくてパワフルです。来てもらうと凄く助かります!!
特に、0y4m頃から継続して来てもらっているシッターさんが2人いるんですが、成長を一緒に喜んでくれますし、息子の好きな遊びや歌、寝かしつけ法も熟知してくれているので、ほとんど親戚みたいなものです。

私が思うベビーシッターのメリットとしては
・保育のプロが子どもに接する姿を直に見ることができた
・たくさんの子どもと接しているシッターさんに、成長の悩みを相談できた
・我々親が気づかなかった息子の小さな成長を発見してもらえた
・色々な手作りおもちゃを持参してもらったり、ふれあい遊びや歌をたくさん歌ってもらったりと刺激を受けることができた
・大勢の子どもが一緒に過ごす保育園よりは病気をもらいにくい(かも?)

などなど…色々あります!

おわりに


この制度知らなかった人、知っていたけど面倒だなーよくわからないなーって敬遠していた人、ぜひ検討だけでもしてみてください。
ちょっと前まではこの助成分が雑所得扱いで確定申告必要とかいう最悪な状況だったのですが、今は非課税になったので安心です!
来年度以降やるかどうか分かりませんが、今年度分はまだ間に合います!!

そしてベビーシッターを頼んだことないって人は、制度使うどうか/働いているかどうか問わず、とりあえずどこか登録と初回お試しだけでもしてみることをオススメします。
いざ使いたくなってから登録してシッター探して制度調べて…だと大変ですから!!
その場合は対象事業者から選ぶと、制度使いたくなってもバッチリ!




この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?